サマセットモームの中身

向井地美音さん、AKB48について。

48G楽曲大賞2019

みんなもやろう

2019年リリースの中から好きな10曲を発表するやつです。個人的にTwitterでここ何年かやってたんですが、ブログでもやりたかったんですよね。そうですか。

今年の48Gはリリースも少なくてちょっと寂しかったですが、皆さん、何聞いてましたか。IZ*ONEですか?イコラブですか?や、今こそ48Gのイイキョクの話しませんか。

48Gに一年間の感謝の意を込めて、それではいきます。

 

10位

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誰かといたい - とろみちゅこっこ

作曲:藤本貴則

「風を待つ」劇場盤 / STU48

とろみちゅこっこの3人組だけに三拍子のワルツ調、聞いていて心地良くて好き。今までの48Gには無かった感じの曲かなと思います。この曲の作曲者、藤本貴則さんが手がけているHKT48の「誰より手を振ろう」も今回の10曲に入れるか迷いましたがすごくいい曲。

 

9位

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恋は仮病中 - Charming Trip

作曲:板垣祐介

「大好きな人」Type B / STU48

STU48の課外活動ユニットCharming Tripの楽曲。あまりにベタすぎる歌詞とモータウンビート、相性が良過ぎる。ハネるようなリズムが歌詞の"コホン コホン コホン"という咳のリズムにも上手く乗ってる。この曲の"私"は間違いなく岩田陽菜さんのイメージで作られてると思うなそ。

 

8位

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初恋ドア - 坂道AKB

作曲:Akira Sunset・野口大志

「ジワるDAYS」Type B / AKB48

思想的に坂道AKBの楽曲は入れたくなかったみたいなところはあるんですが(ダサい)まぁいい曲なので…。リリース当初はそうでもなかったのに今年の全国ツアー、前半戦の会場BGMがジワるDAYSのカップリング曲のインストだったのでこの曲も脳に焼き付くほど聞かされて、それで好きになった。(楽しいばかりがAKB!あるある) サビの三連符が印象的。

 

7位

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せ〜ので言おうぜ! - カミングフレーバー

作曲:藤田克洋/N-Gram

「FRUSTRATION」Type A / SKE48

SKE48らしい疾走感のある曲調と元気で一途な歌詞、サケカスがFRUSTRATIONと比較して「ほ〜いいじゃないか こういうのでいいんだよ、こういうので」って言ってそう。"ワンツースリーってカウントしたら"って言うくらいだから1!2!3!4!ヨロシク!へのアンサーソングなのかもしれない。カミングフレーバーの皆さんは年末の佐々木彩夏さん主催フェスにも参加するらしいので、この曲とごめんねSUMMERあたりでぶちかますことでしょう。間違ってもFRUSTRATIONをやったらダメですよ。

 

6位

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好きだ 好きだ 好きだ - Team 8

作曲:板垣祐介

サステナブル」Type A / AKB48

チーム8に大声ダイヤモンドを歌わせてみた(ユーチューバー)みたいな感じの曲。チーム8といえば鍵盤の音みたいなイメージあるんですけどこの曲も要所に鍵盤、あとピポパピポパってやつ(伝われ)がチーム8っぽいよね。アップテンポだしコンサートで楽しいやつだと思う。あとMVがめちゃくちゃ好き。ゆいゆい可愛い。申し訳程度の"道路の真ん中で叫ぶ"っていう歌詞もTOYOTAへの忠義を…いや、道路の真ん中はマズいのでは?

 

5位

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無限大ノック - Team BⅡ

作曲:松田貴志

「初恋至上主義」Type C / NMB48

んっ…神曲…。Acting toughと同じ松田貴志さん作曲。曲調は坂道っぽいんだけど、まっすぐ透き通った雰囲気と力強さが若手中心のBⅡにぴったりと思いました。どう考えても2番目のドアに掛かった歌詞なんですけど、開けたりノックしたりとドアも大忙し。世代交代をより一層印象付けますね。NMB48のチーム曲はコンスタントにいい曲貰ってる印象で、今回10曲の中には入れられなかったけどNのがっつきガールズ、Mのパンパン パパパン、BⅡのアップデートも好きな曲です。

 

4位

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大好きな人 - STU48

作曲:斉門

「大好きな人」/ STU48

"大好きな人 幸せになれ" 、めちゃくちゃいい曲。吉本坂46の「泣かせてくれよ」と同じ斉門さんの作曲、なるほど。個人的には歌詞の内容を岡田奈々さんとSTU48に置き換えてジンとくる聞き方がおすすめ。昭和の歌謡曲路線はゴゴリバ公演の内容を見てもSTU48をそういう位置付けにしたいという意図を感じるけど、全くセトカスに響いてないし次のシングルがどうなるか楽しみ。これは蛇足ですが、サビメロの最後でどうしても布施明の「君は薔薇より美しい」が脳裏を横切りません?

 

3位

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風を待つ - STU48

作曲:大河原昇

「風を待つ」/ STU48

ウォールオブサウンド、とかナイアガラサウンド、みたいな解説は出来ないんですけどSTU48らしい穏やかで優しい曲。冒頭の"さっき見てた夢を 思い出せない"でグワっと世界に引き込まれる感じがしません?都会へ行ってしまった好きな人を、海の見える街で待ち侘びる僕。この手の僕は離れる前から気付けといつも思う。(そうなんや)

あとこういう曲だと瀧野由美子さんが"僕"であり"君"にも見えるやつ、良くないですか?一人二役みたいな。意味が分からない了解。 

 

2位

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ジワるDAYS - AKB48

作曲:吉田司・塚田耕平

「ジワるDAYS」/ AKB48

ジワるDAYS、指原莉乃さんの卒業シングルということで半分当て書きのような歌詞でもあるんですけど、

君の瞳から涙が溢(あふ)れたら
世界のどこにいたとしても
僕が全力で駆けつけてあげる
だから心配しなくたっていいんだよ

このサビの頭の部分がめちゃくちゃ好き。強烈で、これ以上ない優しさに溢れてるというか、すごいキモい。あとサビメロの引っかかる感じが三連符だって言われるまで気付かなかった、上手く作られてるなとなる。ジワるDAYS=Jewelry daysはさすがに言い過ぎ。

 

1位

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サステナブル - AKB48

作曲:井上ヨシマサ

サステナブル」/ AKB48

全アケカス満場一致でサステナブル。個人的に今年一番リピートしたと思うし、やっぱりAKB48の夏はヨシマサ先生のブラスの音がないと始まらないと思うんですよね。

1番サビ

そう本当の気持ちだから
ずっと好きでいさせて

2番サビ

今の僕にできること
好きでい続けること

ときて、大サビで

自分たちを客観的に
振り返っちゃダメなんだ
どんな風に思われてもいい
もう一度 もう一度 君を誘いたい

ってずっと躊躇してた僕が決心するのいいよね。

こんな意見もありました。

楽しかった全国ツアー2019の思い出と一緒に、これからもずっと聞いていきたい曲。

 

以上。

AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜 チーム4公演感想

いよいよ最後、チーム4公演です。

早速行きます

 

まず私は村山チーム4のことをほとんど知らなかった。チーム公演も唯一見れていないし、TDC単独コンでも後回しにして見ていなかったので。正直なところチーム8メンバーが多いから侮っていたところが大きい、全国ツアーもチームK、チームB以下チームA以上くらいかなと予想していた。そもそもゆうなぁがそんなに好きじゃない(とんでもないことを言い始める人)。今思えば何て愚かなオタクだったんだろう。
全国ツアー2019全4チームの公演を見終わった今、一番コンサートの完成度が高かったのはチーム4だと思ってます。ちなみに思想はチームK、メンバー力はチームBがそれぞれ優勝した(日本語なし)。岡田奈々さんのオタクと"チーム4はセトリを組むのが難しい"といった旨の話をしたことがあった。確かに歴史的にチーム4は一度解散しているし、オリジナル公演を唯一持っていないチームでもある。ひまわり組公演も大場チーム4の曲も継母みたいな存在で少し近寄りにくいし、現行公演はサケカス臭くてふむ…みたいなところがあるってことですね。しかし今回のツアーではそれらを利用しつつさらにスパイスとなるような楽曲を積極的に取り入れたことで上手く村山チーム4色を出すことに成功したんじゃないかと感じた。前置きが長い、了解。


序盤は例に漏れず7曲連続披露。

1曲目は「チューしようぜ」から始まる。チームKに先に使われていたので意外性が少し欠けたが、キャプテンとエースがデキてるチーム(言い方)っぽくて良かった。いやいや、シンプルにいい曲だよね。

からの2曲目が「初恋ダッシュ」、ここがめちゃくちゃ綺麗に繋がる。やり口が全踊DJっぽい。(伝われ) これもチームBに先に使われていなければあっと言わせただろうなぁ。TDCの時も曲被りがあったけど、今後は気を付けて欲しい。

3曲目が「走れ!ペンギン」、来たぜマスターピース。走れ!ペンギンでペンギンダンスしてる山内瑞葵さん、前日アクアクララ公演で物議を醸した(醸してない)ボトルペンギンのチャプリンそっくりで本当に良かった。

4曲目が「ハートの脱出ゲーム」、ここで血の繋がりのあるチーム4曲。何を隠そうおんちゃんがチーム4在籍時の曲なので懐かしくてゲロが出るかと思った。コール&レスポンスもあるし盛り上がるよね。

5曲目「チャイムはLOVE SONG」、現行公演とはいえこの曲使えるのはさすがにズルい。メンバーもこの曲で一つギアを上げてたように見えた。さ、サケ〜(サケカスの鳴き声)。

続けて「チーム坂」。この曲、山内瑞葵さんと浅井七海さんのWセンターなんですけどめちゃくちゃ良かった。元々小嶋真子さんと西野未姫さんのところだと思うんですけど、月並みながら同期の絆みたいなものにグッと来た。16期の先頭もチームAの3人からこの2人に代わったみたいなところがあるので。

最後に「LOVE修行」、言わずもがな。個人的に今年はTIFに行かなかったのでこの夏やっとLOVE修行を踊れて良かった。


ユニットもセンスが光る選曲ばかり。
まず山内瑞葵さんと坂口渚沙さんの「初恋の鍵」。可愛さの暴力、暴力、暴力。選抜公演を通して2人のことが大好きになっていたので本当に良かった。

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続いて「カフカとでんでんむchu!」。いや、カフカとでんでんむchu!マジか。生きてたんだね…みたいになった。ついにオリジナルメンバーのパフォーマンスを見ることは無かった(個別握手会のvsてんとうむchu!でやっただけ)けど、こうして再会すると身体が勝手に振りコピを始めて戸惑った。あれから僕は勉強が手につかないって言う曲もいい曲だからオタクは聞いて欲しい。

3曲目は千葉公演だけ見たので岡田奈々さんと髙橋彩香さんの「愛よ 動かないで」。歌が上手いメンバーにはお馴染みになった楽曲だけど、恐らく48G関連で一番歌唱力が必要で、矢作萌夏さんもソロコンで挑戦したけどまだ少し足りないか…となるくらい難しい。ところが今回この2人はハモリも含めてほぼ完璧に歌い上げたんですよね。髙橋彩香さん、今回歌唱力No.1決定戦の本選には進めなかったけど予選良かったよね。岡田奈々さんの歌声は相変わらず凄まじい。円盤化したら絶対確認したい。

クロス」、黒須遥香さんに掛けてって感じだったんかな。歌田初夏さんと濱咲友菜さんのキャラに合わせたのかモニターでしょうもない字幕入れてたの、AKBの良くないやつが久しぶりに出たな、って感じで良かった。

Which one」、オタクさんが5人の曲なのにねって言ってるの思い出してフフッってなった。チーム4のスタイルのいい4人でってことだと思うんだけど達家真姫宝さんしか見えなかった。まきちゃんは世界一可愛いよね、分かる。本業のモデルさんみたいにスタイルを良くするためのジム通いしてるところ、いいよね。

最後に「野蛮な求愛」、コンサート映えする曲なんですよね。披露される時、間違いなくオリジナルの衣装なのが良い。落ちサビで手拍子するやつも好き。佐藤妃星さんが女の武器を振り回してて時の流れに目眩がした。


撮可タイムはHKTから逆輸入した(してない)「ロックだよ、人生は…」と何故か「4 Stars」、歴代チーム4公演の中から選んだんかな。全く意味が分からない選曲でウケた。


ダンスパートは「NO WAY MAN」で岡田奈々さんが選抜公演の時より更に一段ギアを上げていたような印象を受けたことだけ記しておきたい。チームK公演では武藤十夢さんも力尽き果てるような感じだったんですよね。これは勝手な想像ですが、選抜公演メンバーは各チーム公演に戻ると、より一層頑張ってパフォーマンスしちゃうみたいなところありません?それが選抜としての責任感から来るのか、選抜としての自負がそうさせるのか分からないけど。とにかく岡田奈々さんが壊れそうなくらいブンブンバキバキ踊ってて心配になった、逆に。


で、シングルメドレーからの本編最後が「靴紐の結び方」。これを聞くとジャーバージャって何?で連番した岡田奈々さんのオタクが号泣していたのを思い出す。歌詞がいかにもアルバムのリード曲って感じの思想なんだけど、今回チーム4がこれを披露するのを見て私は村山彩希さんからのメッセージ的なものを感じた。"AKB48のレアキャラでいたい"とインタビューで答えていた村山彩希さんだけど、靴を履くも履かないも、靴紐の結び方も、古い靴も新しい靴も人それぞれだよみたいな。メンバーに向けて自分らしく信じたやり方をしなさいよってことをこの曲を通して伝えようとしていたんじゃないでしょうか。(ソース無し)


やっとアンコール。
1曲目が「猫アレルギー」。唯一となるオリジナル曲を披露したのはチーム4だけでしたね、チームAはいつになったらロマンティック準備中をちゃんと披露するんだろう。猫アレルギー、シンプルに山内瑞葵さんがセンターなのが良い。ストライドの大きい内股で猫ポーズするやつ、完全に癖。

2曲目が「夢力」、岡田奈々キャプテンがいることでこの曲を披露する正当性を有しているのはデカい。どこかでストロングを直缶しているオタクがいないかソワソワしたけど、あれやってるのは主にセトカスピンチケだったな。

3曲目が「ジャーバージャ」、文句無し。先日のアイアライブでも思ったけどジャーバージャはアンコール適正が高い。あとチームBでの柏木由紀さんがそうだったように、最後岡田奈々さんがセンターに立つことでチーム4感のダメ押しを頂けるのが良かった。やっぱりチーム4は岡田奈々さんですよねとなる。


1.5倍くらい書いた

はい、ということで。
この公演のセトリ考えた村山キャプテンは「前チーム(峯岸チーム4)に寄せた」って言っていたけど、そんなことなくない?冒頭にも書いた通り、序盤では前チーム4楽曲とひまわり組・手つな公演の楽曲を積極的に使いつつそこに「チューしようぜ」や「初恋ダッシュ」などスパイスというかアクセントになるような曲を混ぜたことで全体に上手く溶け込ませたなと思ったし、アンコールを猫アレルギーで始めて岡田奈々イズムの濃い2曲で締めたことで村山チーム4の色をしっかり残したんじゃないかと感じました本当に上手く組み上げたと思う。(早口)
とにかく3階最後列で見てこれだけ楽しいコンサートだったので、間違いなく4チーム中最高の公演でした。ありがとうございました。

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以上。

AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜チームB公演感想

まず一言だけ先に申し上げておきますが今のチームBは本当にいいぞ。

では、早速行きます

 

序盤は他のチームと同じく今までのAKBシステムの枠にとらわれない7曲連続披露。まず王道の「正義の味方じゃないヒーロー」「重力シンパシー」の2曲で幕を開け、これこれこういうのでいいんだよって感じで盛り上げてくれる。そこから「西瓜BABY」で夏っぽさも演出し、「みなさんもご一緒に」「恋愛サーカス」で一気にボルテージを上げていく。「みなさんもご一緒に」ってあまり定番とされていない感じがしません?コンサート用の楽曲なのにね。「隕石の確率」を挟んで最後7曲目が「チームB推し」。アンコールではなく序盤に「チームB推し」を片付けるのはその後の展開に期待が持てて良かった、まぁまぁ聞き飽きてるので。


ユニット1曲目は「まほきー」。1発目にドラフト3期生に1人ユニットをやらせてしまう柏木由紀さん、何。大胆不敵過ぎる。ちゃんとそれに答える大盛真歩さんも本当にすごいアイドルだと思う。自信なさそうに見える時もあれば堂々とパフォーマンスする時もあるし、かと思えばゴリゴリにレス配って本家の渡辺美優紀さんばりに漁を楽しんでいたりと、まだまだ底が知れない魅力がある。

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2曲目は「ロマンスプライバシー」。「カッコ悪いI love you!」と並ぶフレンチ・キスのドカ沸きマスターピース、偏差値2になる。「まほきー」明けに選抜公演メンバーの3人を固めて来て息をつかせない感じ、コンサートの最初の入りもMC明けも掴みが大事だということを柏木由紀さんに教えてもらっている気がする。
ごめんね、ジュエル」と「MARIA」で突然のチームK感。ここはまぁ何とも言えない。ひーわたんの「MARIA」はこれしかないって感じで良かった。
Mystery Line」は"僕たちは、あの日の夜明けを知っている"に収録されている曲で、この日の楽曲で一番知名度が低かったように思う。偶然リクアワでこの曲のオリジナルを見たことがあったけど、大人ダンスメンバーの曲というイメージで、ここに選ばれた3人も間違いなくそのイメージに応えるパフォーマンスだった。谷口めぐさんは背が高くて綺麗な顔してるのに可愛い曲からカッコいい曲まで獲物を選ばず何でも出来るんですよね。しかもそのどれもが高レベルなので本当に偉いアイドルだと思う。またミネルヴァ公演の「Make noise」でバーサーカーになるおめぐが見たい。天然で一生懸命なのが可愛いしやっほーさっほーチームBって1人で言い続けるやつの大ファン。
ユニット最後は「初恋ダッシュ」。渡り廊下走り隊いいよね。山邊歩夢さん可愛い。チーム4と被ってしまったのは残念。関係ないけど「走り隊GO!GO!GO!」もどこでやって欲しい、いい曲なので。

 

撮影可能タイムとダンスパート、シングルメドレーを挟んで本編最後が「そばかすのキス」。選抜公演で割と不本意な使われ方をしていたそばかすのキスだったけど、やっぱりこの位置がしっくり来る。そりゃ落ちサビでチームBコールしたくもなる。予定調和のコールに本質は無いのでチームK公演の「To be continued...」とこの公演の「そばかすのキス」は良かった。そばかすを"忘れられない恋のかけら"に例えた最初で最後の人間、秋元康

 

アンコール明け1曲目はまさかの「完璧ぐ〜のね」。いい意味で期待を裏切られた、こういう使い方もあるんですね。そしてそこから「遠距離ポスター」「シアターの女神」と続いていく。何より良かったのはここまで割と印象が無かった柏木由紀さんが最後の最後でセンターポジションに立ち、ダメ押しをしてきたところ。本編では守備的だったけどアンコールでは打って変わって積極的な攻撃参加、みたいな。炒り卵のセトリを見る限り最初と最後が柏木由紀センターってなってるので、要所を締めてる感じはまさにその通りなんだと思う。AKB48の生きる伝説柏木由紀、やっぱチームBはゆきりんなんよ。

 

最後に

いや本当に楽しいコンサートだった記憶しかないです、さとちゃんは本当に可愛いよね。くねくねもじもじしてるのに曲が始まってもずっとくねくねもじもじしてるんですよね。しっかりパフォーマンスを見てると、ちゃんとてきぱき踊ってるのに、何故かずっとふわふわ綿あめみたいなオーラを纏っていられるの、天才でしょ。(突然さとちゃんの話を始める人)

今のAKB4のチームの中で一番総合力が高いのは岩立チームBだと思います。アケカスを始めて以来、推しメンが所属して来なかったということもあるが、チームBを魅力的だと思ったことがあまりなくて、あとは大組閣祭り以降のチームBは何かごちゃごちゃしたイメージでずっと好きじゃなかった。いやまぁ大組閣祭りでごちゃごちゃしてないチームは無かったのですが。しかしながら今のチームBはどうだろうか、あらためてメンバーに目を通してみるとその層の厚さとバランスの良さに驚きませんか。柏木由紀大家志津香のベテラン勢を始め、中堅には岩立沙穂佐々木優佳里北澤早紀中西智代梨田北香世子、その下に福岡聖菜、谷口めぐがいて、若手には久保怜音、大盛真歩らがいる。樋渡結依さんも一応若手になるんだろうか。チーム8メンバーも太田奈緒吉川七瀬、川原美咲、奥原妃奈子、服部有菜、山本瑠夏と実力派がそろっているし、最近研究生に昇格したドラフト3期生の大竹ひとみ、齋藤陽菜の2人も既に先輩メンバーに引けを取らないくらい魅力的です。高橋朱里さんが抜けたことを忘れさせるくらい強い。1本の大きな木のようにバランス良く成立してるんですよね。異臭ブログでどれだけ文字を並べてもなかなか理解してもらえないと思うので今度みんなでシア女連番しません?この素晴らしいメンバーの「オネストマン」が見られるので。

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以上。

AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜 チームK公演感想

やらないつもりでした

が、せっかく全チームの全国ツアー公演を見ることが出来たのでやることにしました。1ヶ月以上間が空いているので思い出せる限りの異臭になります。


チームK

に関しては前回TDC単独コンサートでかなり実績を残していたことや、込山榛香さんのモバメから伝わってくるチームKへの想い、メンバーのやる気など、ほぼ間違いなく素晴らしいものが見れると思って臨んだ記憶があります。ウェスタ川越での参戦だったので、午前中にはチームAの公演がありました。前回と大きく変わってくるのはもちろん矢作萌夏さんが一応全編出演ということで、個人的には見た人全員を黙らせるくらいのパフォーマンスを期待していたように思います。あとは小嶋真子さん、中野郁美さん、山田菜々美さんら抜けたメンバーの穴を後輩がどれくらい埋めることができるのか、注目していました。

 

 

序盤はこの全国ツアーを通して定番になりつつある畳み掛けるような7曲連続披露。「エリアK」「ゼロサム太陽」でカッコいいところを見せつつ「今度こそエクスタシー」「Virgin love」では込山チームKではお馴染みになったセクシーで可愛いところを見せ、「RESET」「スクラップ&ビルド」「その汗は嘘をつかない」のマスターピースで走り抜ける。そんな感じでまとめてきた感じですね。込山チームKがこれまで積み上げてきたものを上手く出せてるなと思ったし、「今度こそエクスタシー」を自分たちのものにしてしまったのは、これはひとえに込山キャプテンの探究心の賜物だと思う。SDN48の「GA GA GA」だったりもそうだけど、自分達の色に合う楽曲をグループ年代問わず探しまくったんだろうな。


ユニットは「波乗りかき氷」で矢作萌夏センターを持ってきて、これが大人の事情なのか、込山キャプテンが背中を押したのか、王道鉄板夏曲の大島優子ポジションを新時代のセンター託した形。なんやかんやと言われがちだけどパフォーマンスを見ていてイマイチだなと思ったことは一度も無いんですよね、贔屓抜きで。「抱きしめられたら」はチームKの大人メンバー鉄板ユニット曲、茂木さんは圧巻のおっぱいだったし長友彩海さんの背伸びしてる感じはオタク頭抱えるやつだったでしょ。あやみんは大きい眼をウルウルさせる感じがズルい。「涙の表面張力」はこれもズルい、シンプルに。めちゃくちゃ良かった。楽曲チカラ(ぢから)が半端じゃない。「チューしようぜ!」はチーム4と被ってるのが痛恨なんだけど、選曲は良かった、この辺がありならそろそろどこかのチームで初恋は実らないを復活させて欲しい。「また あなたのことを考えてた」はめちゃくちゃ泣いた、すごい好きな曲だし歌う2人の歌唱力も半端じゃ無い。さすがの峯岸もMCでいいこと言う時と歌ってる時だけは許してしまう。歌唱力No.1決定戦のコンサートでも歌われたけど本当にいい曲だからこれからも歌い継いでいって欲しい。


ダンスパートはさすがチームKって感じでゴリゴリ踊ってた印象。いかんせん席が遠くて細かいところまで見れなかったけど、選抜公演にも出演してるメンバーは余裕があるなと思った。特に武藤十夢さんと倉野尾成美さんのパフォーマンスには目がいきがち。僕たちは戦わないが終わった後、武藤十夢さんが立ち上がれなくなってたのはめちゃくちゃ印象的だった。やっぱり周りがチームKメンバーになると引っ張られるようにして頑張り過ぎちゃったりするんだろうか。


シングルメドレーパートを挟んで最後の曲が「前しか向かねえ」でした、私はこの曲が嫌いなのでなるほどねって感じだった。


アンコール明けが「転がる石になれ」、待ってましたって感じだしここから怒涛の流れで腕がちぎれるやつでもよかった。2曲目が「僕にできること」、2012年の選抜総選挙でお馴染みの曲。たぶん会場中のオタクが「えぇ…」って思ったんだけど、終わってみたら「いい曲やん…」ってみんな言ってた。こういう既成概念をステージングで捻じ伏せるみたいなのいいよねって思う、セトリを考えた側からすると"してやったり"みたいな。で、最後に「To be continued...」。こういうアンコールのやり方は大いにアリだと思いましたね、沸ける曲をやってダメ押しするのもいいけど、それも程々に多幸感を与えてくれる選曲も良い。全体を通して満足できる内容になってたからこそ、物足りなさも感じさせないし、上手く考えたなって思いました。


以上を踏まえての感想

やはり随所にメンバーのチームK愛が感じられたことが大きいかなと思う。これは色んなオタクさんが言ってるけど
チームKとしての経験値が0からスタートした込山榛香さんのチームへの愛情と情熱
チームKの核となる武藤十夢さん、茂木忍さん、下口ひななさん、湯本亜美さん、市川愛美さんらベテラン〜中堅組
田野優花さん、小嶋真子さんそれぞれからバトンを渡された安田叶さん、長友彩海さん
・岡田梨奈さん、小林蘭さん、永野恵さんらチームK第一志望だった研究生の昇格
・チーム8兼任メンバーの順応性の高さと献身的なパフォーマンス(覚えることが多すぎて本当に大変そう)
といった感じで本当にメンバー全員の思想性がめちゃくちゃ高くて、それぞれが抱いているさまざまなチームKがステージ上で渦巻いてる感じ。とにかく全チーム通して見ても一番チームの団結力の高さを感じるし、伝統的にこうなるんだなチームKは。本当にいいものを見たなという気持ち。回遊魚のキャパシティも最終ベルが鳴るも彼女になれますか?も使ってないのにこれだもんなぁ。込山チームKならチームKじゃない楽曲で縛ってもすっかりチームKの公演にしてしまいそう。

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以上。

AKBINGO!、終わらないで…

多分こういう節目で

記事を投稿するとそれっぽいよねってことで。

昨日、正確には2019年9月25日の放送をもってAKBINGO!がその11年半の歴史に幕を下ろした。AKB48にとっては2019年は本当に節目の年になったというか、悪い意味で、いくつもの積み上げて来た歴史が終止符を打つことになって。AKB48オールナイトニッポン、AKB48SHOW!、そして昨日のAKBINGO!。間違いなくここまでのAKB48のど真ん中にあった冠番組たち。特にAKBINGO!に関しては私がAKB48に大きく踏み込む前から知っていた番組だったので、放送終了の発表から昨日まで、色んなことがあったなぁなんて感傷に浸ったりしていた。どうせだから自分語りをしておくと、記憶の中で一番古いAKBINGO!前田敦子さんが巨大滑り台から粉の中に落ちないように踏ん張ってるシーンなんですが、これが2008年4月7日放送(AKB1じ59ふん時代)らしくて、この時はまだ民間人で、バイトから帰って来てテレビを点けたらたまたまやっていたんだったと思う。アケカスとして自意識を持ち始めたのが2010年後半くらいからなので、それまではやってれば見る、くらいだったのかな。大島優子さんを応援するようになってからは毎週録画して見ていたし、まぁつまらない時は途中で消したりもした。向井地美音さんが出演するようになってからはより欠かさず見るようになったし、この頃になるとTwitterで実況したりするのも毎週火曜日の楽しみだった。働き出してからは寝落ちすることも増えてしまったけど、今思えば勿体なかったなと思うし、もっと1回1回大切に見ておくべきだった。

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ただこれは間違いなく言えることだけど、AKBINGO!を見て「あー面白かったなー」って思ったことは数えるほどしかなくて。AKB48が国民的人気を獲得する以前においてはいかにも深夜のアイドル番組っぽさがあったし、知名度が低いからこそやれることの幅も広かったからか、印象的な企画も多かった。ただそれ以降、ロケ企画も無くなりスタジオ収録ありきになってからは使い倒された企画と、的外れな新企画を右往左往するような内容ばかりで、正直毎週失笑していたような記憶しかない。メンバーのトークスキルを磨く場はオールナイトニッポンだったと思うし、ドキュメンタリー的な内容やパフォーマンスが見れる番組はAKB48SHOW!だった。AKBINGO!は全部ヤラセ(台本)と聞いているし、まぁスタジオライブは神みたいなところはかなりあったけど。(チャンスの順番のあっちゃんのアンダーを優子がやってたのめちゃくちゃ良かったよね。) だから個人的にAKBINGO!は他の番組に比べて存在意義が希薄だったと感じていて、実際他の番組より先にAKBINGO!が終わっていたらそれはそう…くらいの感情しか抱かなかったかもしれない。

 

肝心の最終回はといえば、これまでの名シーンを見たり、メンバーの思いの丈を述べたり、前しか向かねえを歌ったりで、あっという間に終わってしまって。前しか向かねえを選ぶあたりさすが最後まで滑ってるなって感じで、呆気ない最後だなと思ったんですよね。ただ放送終了直後、こういうツイートが流れてきて、何やらウーマン村本が後語りのようなことをやっているみたいだったので聞いてみた。

これ、是非オタクの皆さんにも時間のある時に聞いて欲しいんですが、昨日はこれを聞いて、本編では泣けなかったのに何故かポロポロ泣いてしまって、とにかくメンバーが真摯にAKBINGO!に取り組んでいたことが伝わってきたのと同時に、ウーマン村本にここまでAKB48AKBINGO!のことを理解してもらっていたとは思わなくてまぁまぁ感動してしまった。オタクはすっかり手のひらを返した。

 

台本ありきで、退屈で、眠くなるような、本当に最後までそんなAKBINGO!だった。ただそれでもメンバーにとっては貴重なバラエティへの挑戦な場であり、テレビで見てきた憧れの舞台であり、先輩から引き継いできた大切な歴史だったかもしれない。メンバーとMCはお互いそういう空気を感じながら、ずっとこの番組を作り上げてきたんだと思った。バッドボーイズの2人の頃だって同じだったはず。なんだAKBINGO!にもちゃんと存在意義あるじゃん、まさかこのラジオを通して気付かされるとは思わなかった。メンバーやスタッフ関係者、色んな人の想いがあったからこそ番組が11年半もの間続いて来られて、そんな当たり前のことにも考え及ばず、毎週つまらないのひと言で切り捨ててきてしまったのは少し申し訳ない気持ちにもなった。や、まぁ本当に毎週つまらなかったんだけど。

 

こうして考えてみるとおんちゃんはAKBINGO!を終わらせてしまったことへの責任をかなり感じていたかもしれない。番組最後のスピーチにしても総監督就任の時くらい泣いてたし。ぴえん。

 

さて、これにて私たちアケカスはついに地上波での冠番組を失い、AKB48のレギュラー番組はニッポン放送毎週日曜0時放送「AKB48の2029ラジオ」とCS放送の二番組だけになった。(ここだけの話、2029ラジオはとても思想と哲学と魂の話に偏った内容になっているから絶対聞いたほうがいいですよ。)

これで地下アイドルと言われてもおかしくない立ち位置になったみたいなところはある。(大袈裟) だってお茶の間からしたらますます得体が知れないグループですよね。秋葉原ドンキホーテ8Fと幕張メッセに引きこもってる感じで。メンバーの親御さんからしたら普通に生活してて娘の活動を見る機会が劇場公演とコンサートしかないのってどうなんだろう。少なくとも以前と比べたら心情的に不安な面も大きくなるよね。色々あったし。こうなったらテレビ東京に「思い出ビル工事中」とかやってもらうしかないかもしれない、NOGIBINGO!的な。語呂もいいと思う。

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以上。

HKT48研究生「脳内パラダイス」公演

書きたい内容が渋滞してる

のにイップスになってしまって一向に投稿できない。先月末に念願のHKT5期研究生による脳内パラダイス、AKB劇場出張公演を見てきたので感想。

 

脳内パラダイス公演

この演目自体初めて見ることが出来て、やっと一つまた童貞を捨てることになった。劇場公演のセトリを、序盤4曲ユニット5曲後半3曲ラスト1曲の4-5-3-1が定型とした場合、K3rdは3-5-2-1の変則タイプ(サッカーか?) で、アンコールもK2ndのメドレーになっていて、AKB黎明期の青々しい雰囲気を存分に感じられる公演だなという印象。オリジナル以降AKB48では使われず、HKT48の研究生公演として2回目の登場になってるっぽい。

脳内パラダイスが僕の夏が始まる公演のアンコール明けに使われたのが記憶に新しいのと、少し前だといちごちゃんず公演で気になる転校生を披露したのが印象的で、ユニットも「MARIA」「君はペガサス」はコンサートでよく使われるし、キラーユニットの「ほねほねワルツ」、チームKのアンセム草原の奇跡」、「クリスマスがいっぱい」はAKBのクリスマス曲の中でも1位2位を争う名曲だよねって感じ。

AKBでやらない意味が分からないしやって欲しい(わがまま)

 

感想

もちろんこの日のお目当は水上凜巳花さんでありまして、絶対みみみのレスを持って帰るぞくらいの気概でいたんですが、石橋颯さんと上島楓さんがあまりに魅力的で、終始2人に目を奪われつつ、思い出したようにみみみにレス乞食するような形になってしまいました。(そうですか)

恥ずかしながら真ん中にいる子を好きになる癖があるので、石橋颯さんに惹かれるのは必然だったんですけど、いぶいぶは見た目に似合わずすごくシャキシャキ踊ります。ほねほねワルツを踊るいぶいぶを猫可愛がりするのも全然ありなんですけど、「気になる転校生」「シアターパイレーツ」でバキバキに踊るいぶいぶが好きです。あとアンコールで研究生楽曲の「真っ赤なアンブレラ」をやってくれたんですけど、この曲もいぶいぶがセンターで、少しいぶいぶには背伸びな内容かなって感じだけどめちゃくちゃいい表情でパフォーマンスするんですよね待ってそんな表情もできるん?となった(早口)

上島楓さんに関してはもう本当に圧倒的で、さすが指原莉乃さんに褒められるだけはあるし、RESETのアンダーも最速?で任せられるのも納得。みんなが楓ちゃんの話ばっかりしてる意味が分かった、とりあえず早く昇格させてあげた方がいいよね、他の研究生全員を圧倒してるので。いぶいぶとみみみ、あと竹本くるみさんは何とか食らいついてるけど…って感じ。大体「泣きながら微笑んで」はあんなに上手に歌う曲じゃないんだよな。(伝われ)

 

トータルではHKTの研究生って割とのびのび育てられてるのかなって少し思った。研究生らしさがほとんど無いというか、これ一歩間違えたら地下アイドルじゃない?ってくらいみんな個性を持って自由にやってるなって。研究生ってもう少し杓子定規な感じを強制されて、自己紹介も甲高い声で全力でフレーズをやったり、個性が許されるのはMCだけみたいな。悪く言うんじゃないんだけど、出来る子とそうじゃない子の差がすごく大きいような。気のせいかな、上島楓さんがあまりに異常なんだろうな。

 

楽しかったし今度はユニットの担当が違うパターンの時に博多に見に行きたい。最新の公演ではみみみがMARIAをやっているみたいだし、凜巳花…凜巳花…凜巳花…あなたの名を呼ばせてください…になりたい。

 

終わり。

AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜チームA公演感想

だいぶ時間が経ってしまった

けど異臭は異臭ブログに封印しないといつまでも臭い。

表題の件、行きます。

 

改めて感想

岡部チームAは前回のTDC単独コンサートで、「美しき者たち」をテーマとして掲げていた。セトリもそこまで悪くなかったし、実際チーム8メンバーを始めチームAメンバーは可愛い子しかいなくて、や、可愛ければ何でもいいでしょみたいなところはあった。(ない) その時のブログでは色々言ったような気がするけど、大道芸人の余計な演出さえなければそれなりにいいコンサートだったと思う。

で、今回はそういった余計な演出は一切無かったものの、全体的にセトリがいまいちで、チームとしてのまとまりもなんだか物足りないなというのが正直。特に序盤とアンコール明けに関しては頭を抱えた。チームKとチームBの公演も見たけど、本当にこの2チームのコンサートが素晴らしくて、それと比べるとあまりに貧弱な内容だった。

自分の気持ちを確かめるためにちゃんと2回見ました、埼玉と東京。その上での気持ちです。

 

順を追って感想

overtureからの1曲目は「近いのに離れてる」というビートカーニバルのオリジナル楽曲。恋人いない選手権より先に披露された楽曲で、まぁ悪くない曲なんですけど、なんで1曲目に認知度がめちゃくちゃ低い曲を持ってきたのかな。岡部麟さんのやりたいことはすごいよく分かって、イメージとしては目撃者公演のような重厚な幕開けから憧れのポップスターまでの流れを意識しているんだと思った。2曲目が坂道AKBの「国境のない世界」、そこから3曲目「ラベンダーフィールド」へ繋ぐところもなんとなく目撃者公演っぽい。ただ途中でコントを挟んでひと落ちしてから始まる「教えてMommy」、とってつけたように始まる「Only today」と「ずっとずっと」のマスターピース2曲。やりたいことは分かる、尻上がりにここまできて序盤一気に走りきる想定なんだよね。ただ見ている側の感覚としてはイッツァスモールワールド、受け身一方というか、一緒に盛り上がるどころか置いてけぼりになる感覚すらある。普通にラベンダーフィールドで始まるんじゃダメだったん?ついていけない私のせい?

 

序盤が終わると自己紹介を挟みユニットパート、ここはいい曲ばかりでシンプルに良かった。

ごめんね好きになっちゃって

直近の最新アルバム、僕たちはあの日の夜明けを知っているに収録されている曲。オリジナルは当時の48G若手エースの選抜メンバー、今回はチームAの若手エースにより披露された。全国ツアー後半戦でも明らかになったけどチームAの若手筆頭は鈴木くるみさん、このユニットでもセンターを任されている。私は田口愛佳センター論者なので、不満はないけど勿体無いなと思った。まぁでもいい曲だし、リクアワで初披露以来おそらく初めてコンサートで使われたと思うのでいい選曲。

キャンディー

鉄板ユニット曲、今回は小栗有以さんセンターで披露。で、脇に西川怜さん前田彩佳さんを配し盤石の顔面力、恐ろしい、他のユニットにブスしか残らんやんけ。過去何度も擦られてきたユニットではあるけど、史上最も"しあわせになれる呪文"だったように思う、ペロペロキャンディーといえば不二家不二家といえばカントリーマアム、カントリーマアムの妖精はゆいゆい、神。

思い出以上

何でサケカス曲、しかも無理して入れる意味を感じられないというか、代わりの利く曲…。こういう細かい粗さが気になっちゃうのよね(オカマ)後藤萌咲さんを失い1人になってしまった愛しさのアクセルの片翼、下尾みうさんのパフォーマンスは良かった。

キリギリス人

あんまり言うと怒られるし選抜公演の方ではついにおんちゃんも披露したからあれなんですけど、チーム公演で前回もノースリーブスの曲やってますよねみたいになった。唇触れず、キリギリス人、カッコイイ系のノースリーブスが好きなのかな。次はANSWERとかやるんかな。まぁ加藤玲奈さんがいたからそれは良かったよね(適当)

スキャンダラスに行こう

大島優子さんと小嶋陽菜さんの曲、っていうイメージが強過ぎて誰がやってもうん…ってなる。おんちゃん昔チーム4の時に一度披露してて、今回は二度目。ご当地キャラのぬいぐるみ投げ入れてた。革ジャンの衣装のペイントが毎回ちゃんと披露するメンバーのデザインになっててオサレカンパニーに臨時賞与が出るやつ。

 

撮影可能タイムは「君は気まぐれ」と「ロマンティック準備中」の2曲。泣いた、ロマンティック準備中に何の罪があるん?君は気まぐれも普通に披露して欲しかった。撮影可能タイムの使い方は本当にデリケートになって欲しい、唐揚げに勝手にレモン絞るくらい(それは山本彩)大事な問題です。

 

で、ダンスパートからシングルメドレーまでは選抜公演と同じ。賛否両論あったみたいだけど、あくまで全国ツアーの一環という面もあるし、全チームで同じセトリをやってそれぞれのチームの良さを汲み取るみたいなこともできるし、まぁシンプルにこの部分は全国ツアーの魅力の半分くらいを占めているので個人的には嬉しかった。最後、選抜公演の後半戦でサステナブルが入る部分が君のことが好きだからに変更、これもまぁ良かったように思います#好きなんだフル尺の方が100倍良かったけど。

 

最後にアンコール明け、本当にこの投稿文句ばかりになってしまっていつもに増して臭いんだけど、1曲目が「Dreamin' girls」で「チームA推し」「ショーは終わらない」と続きます。常々楽曲には生まれ持った特徴があると思ってて、前回のPARTYが始まるよと全く同じなんですが、これらの曲は1曲目適正を持ってるんですよね。逆に言うと1曲目以外は出来ない、ましてやDreamin' girlsはRUN RUN RUNのイントロだろみたいなところがある。アンコール明けを任せられる曲じゃないんです。居酒屋でお通しをシメに充てられますか?って話(例えが雑) それに尽きる。

 

最後は「君と虹と太陽と」で大団円、リボンの演出ではかなりもたついてしまってはいお疲れ様でしたといった感じ。

 

最後に

結局、いつものコンサートのように大人が考えたセトリならまぁこんなもんだよねで終わるんだけど、どうしても期待が大きくなってしまって、しかも今回は選抜公演の出来が良かったことから更に色々期待してしまって、1人でこんなに不満を募らせてしまった。いつもは意見が一致するオタクさんも言うほど悪くなかったって言ってたし、多分そうなんだと思います。でもチームKとチームBとはチーム力もコンサートの出来も比べられたもんじゃないのは事実で、主力級のチーム8メンバーも抜けてしまって、この先"どうすんだよチームA"(それはチームK)って感じ。小栗有以さんがいてくれることが救いだなと思う。じゃ、もう1回組閣して山内瑞葵さんと久保怜音さん、それから矢作萌夏さんもチームAに来てもらおっか。これくらいすればフラッグシップに相応しくなるでしょ。

 

終わり。