2020年6月22日のAKB48について
この日のAKB48のことを忘れたくないよねって感じで異臭と向き合うことにした。(向き合うな)
6月22日、AKB48とオタクは朝から忙しかった
朝4時に新曲「離れていても」のMVが公開。卒業メンバー数名を含んだ全AKB48メンバーが参加したこの楽曲は、アフターコロナ、ウィズコロナの世界に向けられた前向きなメッセージソングだった。
早速話は飛ぶが、前日、朝から向井地美音さんは「朝から振り入れとリハしてきました」とモバメで発信していた。私はこれを見て、CDTVで何の曲をやるのかについて想いを巡らせていた。「振り入れ」って、例えばいつも披露しているような曲をやる時にはあまり使わない気がして違和感があったし、言葉通りの意味なら"新しく振りを覚える"ってことでもあるので。(昔覚えた曲を思い出す時は"振り起こし"という言葉を使ってます)
書いてから思ったんだけど、これって実際のところ匂わせだったんかな…無意識に書いたのかな…違うとしたらおんちゃん悪い子だな…
そしてSNSを見ていると、どうやらこのリハーサルに参加している、または翌日の出演を告知しているメンバーはAKB48のメンバーに限られているようだった。(SKE48など他のグループのメンバーからの発信がなかった)
私は「ははーん、さては明日はAKB48メンバーだけの出演でAKB48が優勝しちゃうやつだな?」と思いワクワクした。
さらにこの日の夜、めざましTVのアカウントのツイートにAKB48の文字があった。楽観的なオタクの間に「新曲発表か?」という憶測が広がった。私もそれに漏れず、ますますワクワクした。新曲(ニューシングル)来たかーって思った。
迎えた翌朝、私は諸々の違和感とTwitterしたさに早起きした。(するな)
結局は新曲(ニューシングル)ではなく、新曲(メッセージソング)だった。前日の違和感が一つの線で繋がったようで、コナン君になった。(伝われ)
オタクの自分語りはどうでもいい了解。
話は戻り、6月22日の夜。
TBS系列CDTV ライブ!ライブ!にAKB48総勢16人のメンバーが出演。
19時台に夏曲メドレー、21時台に新曲披露ということで私はテレビの前で正座をして待っていた。
いよいよAKB48の出番、アナウンサーから紹介された16人はポニーテールとシュシュのオリジナル衣装を身に纏っていた。私は左手に缶チューハイ、右手にスマホを握りしめながら勝利を確信した。
夏曲メドレーはポニーテールとシュシュ、Everyday、カチューシャ、真夏のSounds good!の3曲。時間にしておよそ6分、弾けんばかりの笑顔でステージの上に立つ16人に、私は心が震えたような気がした。ちょっと泣いた。や、まぁまぁ泣いた。
離れていてもは手話を交えてのパフォーマンスだった。MVの未公開シーンをモニターに映し、卒業したメンバーの歌唱シーンを背中に現役メンバーが歌う。15周年、何かメモリアルな出来事を求めていたけどこれだけで十分かもしれないと思った。
間違いなくこの夜のAKB48は最高だった。
すぐにオタクとも感情を共有した。「レコ大みたいだった」、ひと言で表すとそういうパフォーマンスだったように思う。
この日AKB48が歌番組でパフォーマンスをしたのは実に3カ月ぶりだったらしい。
メンバーだって早くみんなで歌って踊りたかったに決まってる。向井地美音さんは「楽しすぎてぴょんぴょんしちゃった」とモバメで語っている。OUC48の活動を通して、自宅でパフォーマンスをする機会は何度もあったが、やはり本物のステージやライト、衣装に身を包んでのパフォーマンスは別物なんだろうな。(それはそう)
衣装はポニーテールとシュシュのオリジナル衣装だった。
最後に歌番組でオリジナルの衣装が使われたのはいつだったか、記憶に無い。(痴呆)
AKBINGO!のスタジオライブで10年桜を披露した際はオリジナル衣装だったよね。ということは5月26日でポニーテールとシュシュの発売から10年だったから?この衣装が引っ張り出された詳しい経緯は分からないけど、とにかくこの衣装を着てパフォーマンスをすることにオタクは勿論、SNSなどを見ていてメンバーもとても嬉しそうにしていたのが印象的だった。
一度書き終えて調べたら
ゆきりんの動画でバズっていたのでひっさしぶりにポニシュシュ衣装で夏曲メドレーでした
らしい。たまたまかい。
SNSでは「千葉恵理が見つかった」「峯岸みなみが復活した」という言葉が躍っていた。
この日の選抜メンバー16人は偶然が重なって集まった16人だったかもしれない。
本来であれば今日までに卒業をしているはずだった峯岸みなみさん、メキシコ留学中の入山杏奈さんがいた。離れていてものMVでソロカットがあった西川怜さんや大盛真歩さんが呼ばれたことで、山内瑞葵さん小栗有以さん久保怜音さんを含めたI×Rの5人が顔を合わせた。下尾みうさんは県を跨いでの移動がハードルになったのか出演しておらず、正確にアンダーだったかは分からないが、代わりに千葉恵理さんがステージに立った。
すべてコロナの影響によるものとはいえ、この日集まった16人はとても貴重な顔ぶれだった。
活動が思うようにできなかった期間、先輩の着ていた憧れの衣装、偶然が重なり集まった選抜メンバー。これらの要素が噛み合うことで、最高のパフォーマンスは生まれたんだろうなと思う。
見る人によって感じたことは様々あると思うし、私も保存した動画で見返すたびに色々なことを感じる。
アイドルとしての実感や自覚、そうしたものがメンバーに芽生えると彼女たちはますます輝きを増すのかもしれない。本当にいいものを見たし安住アナになった。(伝われ)
ここからは余談なんですが、オタク(アケカス)はもっとAKB48のことを応援した方がいいと思う。
この日あったさまざまな出来事に関わろうとしないオタクもいた。理由はおそらく、「推しメンが出てない(映ってない)から」。
勿体無いなとは思うけど、まぁそんなもんかって気もする。ただAKB48に所属しているメンバーはほとんどが選抜メンバーを目指しているものだと私は理解しているので、いつか推しメンが辿り着く、辿り着いてほしい場所のことはもっと大切にしたほうがいいんじゃないかなって思う。
や、単純にもっとみんなで「AKB48最高!」ってやりたい。推してなくても山内瑞葵さんと小栗有以さんは最高なので。
おわり