サマセットモームの中身

向井地美音さん、AKB48について。

AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜チームA公演感想

だいぶ時間が経ってしまった

けど異臭は異臭ブログに封印しないといつまでも臭い。

表題の件、行きます。

 

改めて感想

岡部チームAは前回のTDC単独コンサートで、「美しき者たち」をテーマとして掲げていた。セトリもそこまで悪くなかったし、実際チーム8メンバーを始めチームAメンバーは可愛い子しかいなくて、や、可愛ければ何でもいいでしょみたいなところはあった。(ない) その時のブログでは色々言ったような気がするけど、大道芸人の余計な演出さえなければそれなりにいいコンサートだったと思う。

で、今回はそういった余計な演出は一切無かったものの、全体的にセトリがいまいちで、チームとしてのまとまりもなんだか物足りないなというのが正直。特に序盤とアンコール明けに関しては頭を抱えた。チームKとチームBの公演も見たけど、本当にこの2チームのコンサートが素晴らしくて、それと比べるとあまりに貧弱な内容だった。

自分の気持ちを確かめるためにちゃんと2回見ました、埼玉と東京。その上での気持ちです。

 

順を追って感想

overtureからの1曲目は「近いのに離れてる」というビートカーニバルのオリジナル楽曲。恋人いない選手権より先に披露された楽曲で、まぁ悪くない曲なんですけど、なんで1曲目に認知度がめちゃくちゃ低い曲を持ってきたのかな。岡部麟さんのやりたいことはすごいよく分かって、イメージとしては目撃者公演のような重厚な幕開けから憧れのポップスターまでの流れを意識しているんだと思った。2曲目が坂道AKBの「国境のない世界」、そこから3曲目「ラベンダーフィールド」へ繋ぐところもなんとなく目撃者公演っぽい。ただ途中でコントを挟んでひと落ちしてから始まる「教えてMommy」、とってつけたように始まる「Only today」と「ずっとずっと」のマスターピース2曲。やりたいことは分かる、尻上がりにここまできて序盤一気に走りきる想定なんだよね。ただ見ている側の感覚としてはイッツァスモールワールド、受け身一方というか、一緒に盛り上がるどころか置いてけぼりになる感覚すらある。普通にラベンダーフィールドで始まるんじゃダメだったん?ついていけない私のせい?

 

序盤が終わると自己紹介を挟みユニットパート、ここはいい曲ばかりでシンプルに良かった。

ごめんね好きになっちゃって

直近の最新アルバム、僕たちはあの日の夜明けを知っているに収録されている曲。オリジナルは当時の48G若手エースの選抜メンバー、今回はチームAの若手エースにより披露された。全国ツアー後半戦でも明らかになったけどチームAの若手筆頭は鈴木くるみさん、このユニットでもセンターを任されている。私は田口愛佳センター論者なので、不満はないけど勿体無いなと思った。まぁでもいい曲だし、リクアワで初披露以来おそらく初めてコンサートで使われたと思うのでいい選曲。

キャンディー

鉄板ユニット曲、今回は小栗有以さんセンターで披露。で、脇に西川怜さん前田彩佳さんを配し盤石の顔面力、恐ろしい、他のユニットにブスしか残らんやんけ。過去何度も擦られてきたユニットではあるけど、史上最も"しあわせになれる呪文"だったように思う、ペロペロキャンディーといえば不二家不二家といえばカントリーマアム、カントリーマアムの妖精はゆいゆい、神。

思い出以上

何でサケカス曲、しかも無理して入れる意味を感じられないというか、代わりの利く曲…。こういう細かい粗さが気になっちゃうのよね(オカマ)後藤萌咲さんを失い1人になってしまった愛しさのアクセルの片翼、下尾みうさんのパフォーマンスは良かった。

キリギリス人

あんまり言うと怒られるし選抜公演の方ではついにおんちゃんも披露したからあれなんですけど、チーム公演で前回もノースリーブスの曲やってますよねみたいになった。唇触れず、キリギリス人、カッコイイ系のノースリーブスが好きなのかな。次はANSWERとかやるんかな。まぁ加藤玲奈さんがいたからそれは良かったよね(適当)

スキャンダラスに行こう

大島優子さんと小嶋陽菜さんの曲、っていうイメージが強過ぎて誰がやってもうん…ってなる。おんちゃん昔チーム4の時に一度披露してて、今回は二度目。ご当地キャラのぬいぐるみ投げ入れてた。革ジャンの衣装のペイントが毎回ちゃんと披露するメンバーのデザインになっててオサレカンパニーに臨時賞与が出るやつ。

 

撮影可能タイムは「君は気まぐれ」と「ロマンティック準備中」の2曲。泣いた、ロマンティック準備中に何の罪があるん?君は気まぐれも普通に披露して欲しかった。撮影可能タイムの使い方は本当にデリケートになって欲しい、唐揚げに勝手にレモン絞るくらい(それは山本彩)大事な問題です。

 

で、ダンスパートからシングルメドレーまでは選抜公演と同じ。賛否両論あったみたいだけど、あくまで全国ツアーの一環という面もあるし、全チームで同じセトリをやってそれぞれのチームの良さを汲み取るみたいなこともできるし、まぁシンプルにこの部分は全国ツアーの魅力の半分くらいを占めているので個人的には嬉しかった。最後、選抜公演の後半戦でサステナブルが入る部分が君のことが好きだからに変更、これもまぁ良かったように思います#好きなんだフル尺の方が100倍良かったけど。

 

最後にアンコール明け、本当にこの投稿文句ばかりになってしまっていつもに増して臭いんだけど、1曲目が「Dreamin' girls」で「チームA推し」「ショーは終わらない」と続きます。常々楽曲には生まれ持った特徴があると思ってて、前回のPARTYが始まるよと全く同じなんですが、これらの曲は1曲目適正を持ってるんですよね。逆に言うと1曲目以外は出来ない、ましてやDreamin' girlsはRUN RUN RUNのイントロだろみたいなところがある。アンコール明けを任せられる曲じゃないんです。居酒屋でお通しをシメに充てられますか?って話(例えが雑) それに尽きる。

 

最後は「君と虹と太陽と」で大団円、リボンの演出ではかなりもたついてしまってはいお疲れ様でしたといった感じ。

 

最後に

結局、いつものコンサートのように大人が考えたセトリならまぁこんなもんだよねで終わるんだけど、どうしても期待が大きくなってしまって、しかも今回は選抜公演の出来が良かったことから更に色々期待してしまって、1人でこんなに不満を募らせてしまった。いつもは意見が一致するオタクさんも言うほど悪くなかったって言ってたし、多分そうなんだと思います。でもチームKとチームBとはチーム力もコンサートの出来も比べられたもんじゃないのは事実で、主力級のチーム8メンバーも抜けてしまって、この先"どうすんだよチームA"(それはチームK)って感じ。小栗有以さんがいてくれることが救いだなと思う。じゃ、もう1回組閣して山内瑞葵さんと久保怜音さん、それから矢作萌夏さんもチームAに来てもらおっか。これくらいすればフラッグシップに相応しくなるでしょ。

 

終わり。