サマセットモームの中身

向井地美音さん、AKB48について。

AKB48単独コンサート〜15年目の挑戦者〜 感想

ジャーバージャって何?

以来、2年ぶりとなったAKB48単独コンサートでした。単独って毎年やるわけではないから独特の雰囲気があるし、グループの現在地が見えるというか、メンバーが一堂に会する当たり前のことがAKB48にとっては少し特別なんですよね。見てる側のオタクも、推しメン至上主義じゃないですけど箱推しが文化として失われて久しくて、いつも以上に色んなオタクが玉石混合な感じがしてピリピリしてるというか、着席と同時に隣のオタクはどこのやつか確認してマウントを取り合うみたいな(そんなことはない)

ちなみに私の右隣にいたのは千葉県推しの女オタクで、推しメンの出番以外はずっとスマホいじってた。(日記)

AKB48としては2019年に全国ツアーを終え、そこから14周年公演と年末歌番組、レコ大、紅白、そして年が明けてからはリクアワと57thシングルのセンターが発表されてからのステージというところ。来月にはユニット祭、4月に横アリでコンサートを控えてじゃあ15周年イヤーどうなっていくんですか?っていうのを見せて欲しいところでしたが、幕が明け、期ごとにメンバーが登場し、新しい選抜メンバーでのパフォーマンスや大注目のユニットAの推され具合なんかも確認できて、なるほどこういう感じなんですねというのが伝わってきて良かったです。

セトリに関してはそろそろ冷え冷えのやつくるんじゃないかと怯えてたんですけど、やっぱりおんちゃんと柏木由紀さんがいれば今後もほぼ勝ちが約束されてるっぽくて、この辺の安心感はすごくありました。埋もれてる楽曲をリライトしていく部分もそうだし、大前提としてコンサートが最後まで飽きずに見られるように、MCだったり構成を考えてくれている気がしてます。実際文字だけで俯瞰して見てみても、いわゆる序盤→ユニット→中盤→シングル→ラスト→アンコールみたいな定型セットは去年から見る影も無いんですよね。撮可タイムの位置だけを見ても全国ツアーの時から更に後ろ倒しにされて、最後の曲の手前のブロックにされてます。オタクとしてはやって欲しくないけど欠かせないみたいな微妙なこのパートをここに持ってくることで、今回に関してはユニットAが暖めた会場を、選抜メンバーのシングル2曲のフル尺披露で最高潮にまで持っていくことが出来たんじゃないかなって思ってます。個人的にもユニットAが着ていた重力シンパシーの衣装で、選抜メンバーがノーハドルで突っ込んで来た時は死ぬかと思った。「ここで撮可タイム挟んだらもったいなく無い?」って柏木由紀さんが言ってくれたような気がするんですよね。(病気)

コンサート後にはメンバーのうちの何人かがYouTube始めるよってことで発表があって、じゃあここから15周年イヤー盛り上げて行きましょうねって感じで終わり方もとても良かった。特に直近のネ申TVでおんちゃんが「今のAKB48をどうやって世間に発信していくか、今も答えが分からない」といった趣旨の発言をしていたので、こういう形で"やれるのにやってない"みたいなことに一つ一つチャレンジしていくのは歓迎されるべきですよねって感じてます。実際に放送を見ればおんちゃんの考えてることはすごく伝わってくるので、アケカスの皆さんには合法違法問わず、何とかしてこの回を見て欲しいみたいなところがあります。

セットリスト 

以下、気になった曲について。

序盤

1.君と虹と太陽と

まずこれは完全に後出しですが、1曲目予想で本命Overtakeで次が君と虹と太陽とかなと思ってました。(後出し) 最初はタイトル的にも始まる。とか愛の存在のような15年目の節目となる楽曲を持ってくるかなと思ったんですが、年始1発目、それからやっぱりおんちゃんの思い描くAKB48が青春だということを踏まえて考え直しました。答えとしてはこの曲だったんですが、複勝くらいは欲しい。2019年の全国ツアー、アンコールの大ラスで披露されていた曲ということもあり、おんちゃんのことだから繋げてみたって言いそうだなというのが一番の理由です。Twitterでもオタクは概ねそういう理解でいるっぽかったですよね。

2.ファーストラビット

1曲目予想をした際、私はここに少女たちよを置くつもりだったのでおんちゃんと考えることが少しずつ似てきたっぽい。(サイコパス)

ファーストラビットいいよね、少女たちよは何か残酷すぎる歌やしずっとこれにして欲しい。AKB48として、私たちのことを知らない人たちにも今のAKB48を発信していきたいっていうおんちゃんの言葉通りの曲。まぁ本来は自分の夢を探しにいく的な内容だけど、傷つく事を恐れないという点で。

f:id:hr3_0n:20200125123243j:image

3.Teacher Teacher

それまでどこにいたのか、気が付かなかったんですけど14周年記念公演で大声ダイヤモンドを披露した仮称ユニットAの5人が、選抜ともそれ以外とも違う衣装に身に纏い、この曲で登場します。ピンク色のスポットライトで妖艶に浮かび上がる5人のシルエット、おそらく衣装からしてこの演出のために用意されたんじゃないかと思うんですけどこの衣装何のやつでしょうか。とにかくめちゃくちゃカッコよかった。

新体感ライブでヒキの映像も見れるんじゃないかと思うので、是非この曲はイントロからヒキで見て欲しい。

f:id:hr3_0n:20200125123247j:image

4.法定速度と優越感

小栗有以さんの躍進とともに、この曲も気付けばコンサートの定番曲になりました。最初から最後までどこでもこなせるコンサートの定番曲、膨大な48Gの楽曲群の中においても多くはないのでこういう曲を貰えるかどうかって大きい。ちなみに曲終わりにベースラインが止まらず小栗有以さんの煽りマイクが入って次の曲に、みたいな演出でした。ちょうど前回のジャーバージャって何?のときはPosition→法定速度と優越感って音を止めずに繋げる演出があったけどこういうの好き。

チーム曲

5.Overtake

チームAの節目の曲といえばのこの曲。チームAのメンバーの中には入山杏奈さんもしっかり加わってました。私の周りのオタクに去年の年始から年末まで通してチームAを見ているオタクがいないので、この曲を披露した岡部チームAの安定感みたいなものを共有できなくて悲しい。 加藤玲奈さんのシンメが入山杏奈さんになるだけでこんなに変わる?ってほど見栄えが良かった。またそのうちスペインに帰ってしまうんかな、悲しい。

6.細雪リグレット

暗転、モニター前に倉野尾成美さんのシルエット、ささめゆき〜で明転。演出が憎い。この辺でこの日は勝ちを確信した気がする。オタクの「おおっ」とも「うわぁ」とも違うどよめきのような悲鳴のようなよく分からん歓声が場内に響いて、この曲の曲力(ぢから)を感じた。ちなみに私は「クル〜ッ」(川平慈英)って言った。

9.47の素敵な街へ

フォーメーション見て好きだ 好きだ 好きだか?!ってなったけど、47街だった。47街のイントロのフォーメーションと好きだ 好きだ 好きだのサビのフォーメーションは似ています、多分。どこかで「この曲ずっと3位以内ですありがとうございます」みたいなMCがあったけど、チーム8のアンセムということ以上にシンプルにいい曲すぎるし本当の楽曲総選挙としてのリクアワでも絶対強い。

中盤

10.必然性

モデル体型メンバーのスタイリッシュユニット。14周年をオンデマで見た時よりもいい感じに見えた。必然性、いい曲だけどスタイリッシュが売りのユニットがこの曲と初恋ドアをあえて披露することで相対的にAKB48は坂道よりもスタイリッシュではないことを認めることになりません?(面倒臭いオタク)

11.またあなたのことを考えてた

歌唱メンバーユニット。言うことない、本当に良かった。峯岸みなみさん、基本マイクを握らせておけば最高のメンバーであることは間違いないみたいなところがある。ほとんどが歌唱力No.1決定戦に出場しているメンバーなのでTBSのお墨付き。

13.バラの果実

ゆうなぁ、めちゃ完成度高かった。補正抜きならこのユニットで一番良かった。音源で聞くとハモリが目立つ曲じゃないのに、この時2人が鬼ハモってて鳥肌立った。村山彩希さん歌上手くなりました?一つ言うなら衣装は原曲MVにも配慮して赤と白の方が良かったのでは?(面倒臭いオタク)

14.靴紐の結び方

まさかの生演奏でウケた。準備してる時にアンプからガチャガチャ音出ててるしまさかとは思ったけどすごい嬉しかった。おんちゃんのギターは何度見ても可愛いので。ボーカルも大崩れせず、普通に文化祭レベルになってて良かった。(文化祭レベルが満足の基準の人)

f:id:hr3_0n:20200125124239j:image

15.永遠より続くように

今日限りの入山杏奈さんのユニット。

去年全国ツアー不参加の入山杏奈さんが、元々私のセンター曲やぞと言わんばかりにこの曲を披露してくれて、あの世とこの世が繋がったような気がした。(日本語なし) 何回聞いてもいい曲。

19.重力シンパシー20.遠距離ポスター21.だけど…

ユニットA、この日はこのユニットのためにありましたね。大正解、であるが故にオタクも何も言えないみたいな雰囲気もある。大正解だからいいんだけど。

重力シンパシーはイントロと同時に本家のMVさながらクラッカーが発射。次の瞬間目に飛び込んで来たのがこのMV衣装で、14周年で大声ダイヤモンドのMV衣装を着せたように、ここもなぞって来るんですねとなった。去年秋葉原のイベントで見るチャンスがあったけど行かなかったので初めて生でこの衣装を見れて感動した。

そのまま遠距離ポスターだけど…と続くんだけどこの辺は柏木由紀さんとおんちゃんが趣味でやらせたみたいなところがありそう。だけど…はおんちゃんのオーディション歌唱曲なんですよね。

f:id:hr3_0n:20200125124228j:image

22.LOVE TRIP

だけど…が終わった後、選抜メンバーが全員同じ衣装を着てモニター裏から登場してきて、全員着席絶賛お通夜の3Fスタンドで思わずスタンディングオベーションした。贅沢すぎ。

LOVE TRIP柏木由紀さんがソロコンで欠かさずやってるイメージが強い。昨日もセンターだったからやりますねぇとなった。指原莉乃さんの総選挙1位楽曲、全部良いですよね。

f:id:hr3_0n:20200125124232j:image

23.サステナブル

萌ちゃん見てますか?サステナブルは今もここで生き続けてるぞ。

ここ2曲がフル尺だったの、去年から引き続きシングル曲の2番ファンのおんちゃんが絶対譲らないポイントになってるっぽくて好き。楽しいばかりがAKB!の時はワンハーフだったので一番いい曲を一番いい形で見れて嬉しかった。

27.流れ星に何を願えばいいのだろう

最後に全員でこの曲を歌ったの、何か良かったな。この歌詞の中の"僕たち"をオタクとメンバーに置き換えて良いん?かなり気持ち悪くなるけど。おんちゃんの解説が待たれる。

f:id:hr3_0n:20200125124345j:image

アンコール

EN1.大声ダイヤモンド

ここが選抜メンバーだけでの披露だったから楽しいばかりがAKB!を思い出してしまった。もちろんメンバーは白シャツデニムショーパンの鉄板衣装。おんちゃんは相変わらずわかめちゃんみたいなデニムスカート穿いてた。私の一番好きな曲なのでこれからも欠かさず毎回セトリに入れて欲しい。

f:id:hr3_0n:20200125124442j:image

EN2.Only today

忘れた頃にOnly todayはやって来るのでイントロで先走らないように皆んな気を付けて欲しい。昨日は綺麗に1.5連になっていた。この曲、大人数でやればやる程あの振り付けに迫力が出るからいいよね。おんちゃんが全国ツアーの時はあえてOnly todayは入れなかったって言ってたけどそれだけこの曲の曲力(ぢから)を自覚してるっぽいのが良い。これからも忘れた頃にやって欲しい。

EN3.10年桜

曲紹介でおおっ!!!!みたいになって何か10年桜2019みたいな雰囲気になってたけど今年はポニーテールとシュシュ2020なのにねとなった。(日本語なし)

どちらにしても桜曲で締めるのは納まりが良いし、晴れやかな気持ちでTDCを後に出来た。(日記)

f:id:hr3_0n:20200125124908j:image

以上。

 

2019年まとめ

2019年まとめ

1/11 AKB48歌唱力No.1決定戦
1/12 AKB48チームA単独コンサート
1/12 AKB48チームK単独コンサート
1/13 AKB48チームB単独コンサート
1/16 矢作萌夏ソロコンサート
 
2/18 柏木由紀2nd Tour寝ても覚めてもゆきりんワールド〜あなたを夢中にさせちゃうぞっ♡〜
 
3/10 チームKⅡ 最終ベルが鳴る公演
3/13 「ジワるDAYS」発売記念イベント
3/23 ドラマ「警視庁捜査資料管理室」先行試写会
3/25 AKB48グループ歌唱力No.1決定戦ファイナリストLIVE
 
4/27 AKB48グループ春のLIVEフェス
 
5/8 「サムネイル」公演
 
7/7 AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜 初日 大阪昼公演
7/15 AKB48コカ・コーラSUMMER STATION 音楽LIVE」
7/20 AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜 仙台昼公演
7/20 AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜 仙台夜公演
 
8/3 AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜 広島昼公演
8/3 AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜 広島夜公演
8/17 AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜 チームA 川越昼公演
8/17 AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜 チームK 川越夜公演
8/20 AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜 チームB 川崎昼公演
8/26 HKT48研究生「脳内パラダイス」AKB48劇場出張公演
8/31 AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜福岡昼公演
8/31 AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜福岡夜公演
8/31 AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜 Secret Night Party in Fukuoka
 
9/11 「シアターの女神」公演
9/12 AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜 チームA 東京夜公演
9/18 AKB48アイアライブ2019
9/26 AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜 サプライズで幸せお届け!AKB48×アクアクララ
9/27 AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜 チーム4 千葉昼公演
 
10/22 AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜北海道昼公演
10/22 AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜北海道夜公演
 
11/4 AKB48 56thシングル「サステナブル」劇場盤 発売記念大握手会
 
12/10 AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜千秋楽 チームB公演
12/10 AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜千秋楽 チームA公演
12/15 もぎおん忘年会 in AKBカフェ
12/21 bayfm meets AKB48 14th Stage〜HOME〜公開録音
12/24 AKB48 56thシングル「サステナブル」劇場盤 発売記念大握手会
 

内訳

劇場公演 4回(AKB劇場3回 SKE劇場1回)
握手会 2回
コンサート、ライブ 30回
その他 5回

【歌詞解釈】ごめんねSUMMER

私なりに

ごめんねSUMMERの歌詞解釈をしてみました。AKB48 2029ラジオ秋元康カルタ回を受けてのやつです。まずは歌詞がこちら

ごめんね、SUMMER
歌:SKE48

作詞:秋元康

作曲:俊龍

君は防波堤で
膝を抱えて
近づいた波を
数えてた
僕はその隣りで
邪魔するように
わざと話しかけたら
肩をぶたれた

真っ青な海は
愛しさに似てるよ
永遠のその意味を
教えてくれるもの

ごめんね、SUMMER
眩しい
その横顔を
見てたら
ハートにそっと
触れたくなった
僕のいたずら
ごめんね、SUMMER
この恋
友達なのに
切ない
潮風だけが
ずっと前から
君に吹いてる
ごめんね、SUMMER

白いかもめたちが
空を回って
早く告れよと
囃すけど
僕はおどけながら
スニーカーを脱いで
ふいに逃げ出すように
全力で走る

弾んでる息と
ときめきが苦しい
さざ波を数えても
どうにもキリがない

このまま SUMMER
2人に
照りつけている
太陽
想いはずっと
続くのだろう
何があっても…

このまま SUMMER
遥かな
水平線の彼方へ
僕は1人で
足跡つける
好きと言えずに
このまま SUMMER

真っ白な砂は
正直な気持ちさ
度が過ぎた愛しさを
あやまろうと思う

ごめんね、SUMMER
眩しい
その横顔を
見てたら
ハートにそっと
触れたくなった
僕のいたずら
ごめんね、SUMMER
この恋
友達なのに
切ない
潮風だけが
ずっと前から
君に吹いてる
ごめんね、SUMMER

言わずと知れたSKE48の名曲、あらためて歌詞を見ながら聞いてみると思ったことがあります。

本当に片想いの曲か?

ポイントが2つ。

1つ目。

僕はその隣りで
邪魔するように
わざと話しかけたら
肩をぶたれた

Aメロ2回し目の部分、ここから分かることは、"僕"と"君"は海岸で2人きりになれるし、隣同士で話したり、何なら肩をぶたれる距離感にあること。つまりとても仲の良い友達です。

2つ目。

弾んでる息と
ときめきが苦しい
さざ波を数えても
どうにもキリがない

2番Bメロの歌詞、これ"僕"と"君"のどちらの描写だと思いますか?私は"君"なんじゃないかと思いました。もちろんスニーカーを脱いでかけ出した"僕"の弾んでる息、と捉えることもできます。ただ1番Aメロ冒頭から波を数えてるのは"君"なんですよね。こっちの方が自然じゃない?

友達以上恋人未満のやつか?

あとはよく分からない比喩表現についても整理します。

は"君"の心情だろうというのは想像がつきやすいかなと思います、そこに起こる波は"君"の心の揺れ動きでしょうか。

あとは潮風、これは海に波を起こす存在であることからも"僕"の気持ちですよね。潮風だけがずっと前から君に吹いてる、いつまでも横顔を見る関係のままだけど、気持ちだけは正面から向き合ってるよ、って感じだと思います。

かもめ太陽に共通するのは空、何となくすべてが分かった上で2人を見つめているような設定ですよね。

一番解釈が分かれるのは砂浜(真っ白な砂)かな。直球に片想いの曲だと解釈するとここは"僕"の気持ちになるかもしれないです。ただこれを私は"僕"と"君"それぞれの気持ち、2人の間に距離感を表しているんじゃないかと思いました。あとでまた説明します。

これ、両想いでしょ

以上を踏まえた上でもう1度歌詞を見ながらストーリーを確認します。

1番Aメロ〜Bメロ

君は防波堤で
膝を抱えて
近づいた波を
数えてた
僕はその隣りで
邪魔するように
わざと話しかけたら
肩をぶたれた

真っ青な海は
愛しさに似てるよ
永遠のその意味を
教えてくれるもの

防波堤で膝を抱えながら自分の気持ちと向き合う"君"、側には"僕"がいます。"僕"はそんな"君"を見ているといてもたってもいられず、ちょっかいを出すように話しかける。「うるさいな!」って感じで肩パンする"君"、どうしても"僕"にはこういう接し方になってしまう。

すみません、異臭が過ぎました。でも1番Aメロをこう捉えるだけでかなり違った世界が広がりません?っていうか"君"は松井珠理奈さんですよね。

サビは飛ばします。

2番Aメロ〜Bメロ

白いかもめたちが
空を回って
早く告れよと
囃すけど
僕はおどけながら
スニーカーを脱いで
ふいに逃げ出すように
全力で走る

弾んでる息と
ときめきが苦しい
さざ波を数えても
どうにもキリがない

少し無理やりだけど、白いかもめたちが囃し立てているのは"君"です。スニーカーを脱いでふいに逃げ出す"僕"を見て、あっ…そういう意味じゃなかったのに…みたいな感じで後ろ姿を確認してます。私の考えではさざ波を数えているのは"君"なので、弾んでる息もときめきが苦しいのも、全部"君"の描写だということになります。

ラスサビ前

真っ白な砂は
正直な気持ちさ
度が過ぎた愛しさを
あやまろうと思う

ここまで来ると、どうやら度が過ぎた愛しさというのは"僕"にとっては真剣な"君"の邪魔をしてしまったこと、"君"にとっては自分の気持ちとは裏腹に"僕"にそっけなく当たってしまったこと、のように思えます。あやまろうと思っているのはお互いに、真っ白な砂が正直な気持ちだよというのも両者が共に思っているんですね。

おんちゃんのカルタの部分

遥かな
水平線の彼方へ
僕は1人で
足跡つける
好きと言えずに
このまま SUMMER

参考までにおんちゃんが2029ラジオで紹介していたのカルタの部分。

おんちゃんが感銘を受けた考察だと、ここの部分は"君"を諦めるに至った"僕"の心理描写らしいです。水平線の彼方、つまり"君"の心の中(海)のどこか端っこの一部分にだけでも僕の足跡を残す、残せればいいや。好きとは言わずにずっとこのままの関係でいよう。ってことみたい。私のストーリーとも合点がいくので、そのまま採用したい(何様)。

ただその考察だとこの続きの真っ白な砂の部分をそのまま"僕"の気持ちだって捉えてるらしいんですよね。この方の考察では叶わない片想いを歌っているのがこの曲です。

サビ

ごめんね、SUMMER
眩しい
その横顔を
見てたら
ハートにそっと
触れたくなった
僕のいたずら
ごめんね、SUMMER
この恋
友達なのに
切ない
潮風だけが
ずっと前から
君に吹いてる
ごめんね、SUMMER

さて、ここまで来るとどうですか。なんだかサビの歌詞もただ切ないだけじゃなく、より甘酸っぱいというか、より俊龍のメロディに近い世界観に感じられません?友達なのに切ない、が効いてますね、すごく若い。

まとめ

ということで、ごめんねSUMMERは叶わない片想いを歌った曲ではなく、すれ違う両想いを歌った曲なのではないか?というのが私の解釈になります。

これまでこういう楽しみ方においても散々擦り倒されてきたであろう曲なので、色んな意見や解釈があると思いますが、とりあえず私の解釈はこんな感じです。大異臭失礼しました。

おんちゃん、読んでる?

 

以上。

秋元康カルタ

遅ればせながら

秋元康カルタ、行きます。

なぜこのタイミングかと言うとみーおんのインスタのストーリーの質問で秋元康カルタをレコメンドした人がいて、やば!めっちゃいい!!!って返信を貰っていたからです。(2019年2月時点)

結局記事を書き始めてからしばらく完成せず、半分凍結していたんですが、おんちゃんが急にラジオで秋元康カルタを発表したいみたいなことを言い出したので、慌てて続きを考えました。が、ラジオの放送日を迎えた今、いまだ完成していません。一部空欄があるまま仕方ないので公開するんですが、いい歌詞が見つかったら加筆したい。(2019年12月22日)

 

ルール

AKB48と派生ユニット縛り、支店と他グループの楽曲は除きます。(無理でした)

・48G(ソロ派生ユニットを含めた)の全楽曲が対象

・濁点半濁点あり

 

考案者さんの記事

ドルヲタは「秋元康カルタ」がほしい - fools rush in

 

秋元康カルタ

愛とは燃える炎じゃなくて
日向のような風のぬくもり
(長い光 / AKB48 TeamA)

意外に混んでるビーチハウス
季節外れの待ち合わせ
僕たちが好きだったパンケーキが来ない
(11月のアンクレット  / AKB48

宇宙の向こうまで 彼方まで
2人だけのランデブー
誰もいない場所へ 必殺テレポート
(必殺テレポート / AKB48 TeamB)

遠距離ポスター 近くにいるのに
君は切ないほど 手が届かない
遠距離ポスター / AKB48 チームPB)

女の子は 楽天
人生は きっと何とかなると
いつも 心で飴を舐めてる
(キャンディー / AKB48 TeamB)

 

「頑張って!」なんて 私 言わないよ
君はもう 頑張ってるから
(Relax! / ノースリーブス)

きっと 来年も渡せないよ
言葉を湯せんして 愛を混ぜたチョコ
(ホワイトデーには / AKB48 チームK

靴の紐をなおすふりして 愛しさ我慢してた
(抱きしめちゃいけない / AKB48 アンダーガールズ

恋と愛は違うよ 気づかれたい それが恋さ
そばにいるだけでいい それが愛だとわかった
(ロマンティック病 / HKT48

 

最初の愛の物語 叶わぬことで永遠に続く
(最初の愛の物語 / AKB48

人生は紙飛行機 願い乗せて飛んで行くよ
365日の紙飛行機 / AKB48

すぐに燃え尽きる恋より
ずっと愛おしい君でいて
10年桜 / AKB48

世界中で たった一人 その誰かと巡り逢うため
こんな孤独を 抱きしめ生きているんだ
愛する人 / AKB48

そう本当の気持ちだから ずっと好きでいさせて
好きでいたい これからも ずっと
サステナブル / AKB48

 

束ねた長い髪 水玉のシュシュ
恋の尻尾は 捕まえられない
振れたら消えてく 幻
ポニーテールとシュシュ / AKB48

チャイムは LOVE SONG 愛しきメロディー
流れた瞬間に キュンとする
チャイムはLOVE SONG / SKE48 TeamS)

翼はいらない 今の僕がいい
遥かなる道の先を 夢見て歩こう
(翼はいらない / AKB48

テトラポッドに寄せて返す波音
君が近づいた気配がする (夏の恋が) 今始まる
(12秒 / HKT48

時はいつでも魔法の杖で 道の景色を変えるけど

波の音と潮の香り あの頃のままだよ

Seventeen / AKB48 TeamA)

 

夏のキスはずっと残る
日焼けがそばかすになるように
(そばかすのキス / AKB48 TeamB)

滲む街 溢れる涙 喧噪は君にやさしい
(Green Flash / AKB48

ねえ 別れ際長いキスをしてよ
それがデートのアンコール
(ショーは終わらない / AKB48 TeamA)

 

走れ!私 愛のために 

道を渡って 青春が息をする
(RUN RUN RUN / AKB48 ひまわり組

人を好きになるって切なく辛いものね 
あの日からあなたにLOVE修行
 (LOVE修行 / AKB48 研究生)

降り始めた細い雨が 
銀色の緞帳を 下ろすように幕を閉じた
それが私の初恋
てもでもの涙 / AKB48 TeamB)

ペダルが重くなった分 君に近づけたかも…
青春は いつだって 坂道だらけ
(初恋ヒルズ / 指原莉乃

本当の恋だから 不思議な事がある
偶然が続くのは 運命のヒントだろう
希望的リフレイン / AKB48

 

巻き戻せない 時間の背中に
寄せては返す 波が切ない
(Only today / AKB48 TeamA)

実らない恋もいい 始まってもいない
甘い香りだけが僕の記憶
(初恋は実らない / おじゃる丸シスターズ

胸の奥を 吹き抜けるみたいに…
君は僕の風だ
(君は僕の風だ / AKB48

Maybe Myabe 好きなのかもしれない 
それが恋だとわかってるけど 言い訳Maybe
言い訳Maybe / AKB48

もし君が心の道に迷っても
愛の場所がわかるように立っている 
桜の木になろう / AKB48

 

やがて咲いて やがて散って
見上げたのは花の砂時計
(So long! / AKB48

夢を見るハートに 酸素が足りない 恋の息継ぎ
さよならクロール / AKB48

夜よ僕を詩人にするな
(暗闇 / STU48

 

LOVE SONGを聴きながら 泣いていたり…
女の子の『うわの空』病
ハート型ウイルス / AKB48 TeamA)

両思いよりもずっと 永遠に続くだろう
それは負け惜しみじゃなく 本当のことなんだ
(片想いより思い出を… / NMB48

Ready!GO!GO!GO! Ready!GO!GO!GO!
アイドルの夜明けが来た
アイドルの夜明け / AKB48 TeamB)

 

我らがAKB 団結48 輝いているのは 落ちた汗じゃなくて 燃えてる魂さ
(AKB参上 / AKB48 TeamA)

 

48G楽曲大賞2019

みんなもやろう

2019年リリースの中から好きな10曲を発表するやつです。個人的にTwitterでここ何年かやってたんですが、ブログでもやりたかったんですよね。そうですか。

今年の48Gはリリースも少なくてちょっと寂しかったですが、皆さん、何聞いてましたか。IZ*ONEですか?イコラブですか?や、今こそ48Gのイイキョクの話しませんか。

48Gに一年間の感謝の意を込めて、それではいきます。

 

10位

f:id:hr3_0n:20191204230329j:image

誰かといたい - とろみちゅこっこ

作曲:藤本貴則

「風を待つ」劇場盤 / STU48

とろみちゅこっこの3人組だけに三拍子のワルツ調、聞いていて心地良くて好き。今までの48Gには無かった感じの曲かなと思います。この曲の作曲者、藤本貴則さんが手がけているHKT48の「誰より手を振ろう」も今回の10曲に入れるか迷いましたがすごくいい曲。

 

9位

f:id:hr3_0n:20191204190617j:image

恋は仮病中 - Charming Trip

作曲:板垣祐介

「大好きな人」Type B / STU48

STU48の課外活動ユニットCharming Tripの楽曲。あまりにベタすぎる歌詞とモータウンビート、相性が良過ぎる。ハネるようなリズムが歌詞の"コホン コホン コホン"という咳のリズムにも上手く乗ってる。この曲の"私"は間違いなく岩田陽菜さんのイメージで作られてると思うなそ。

 

8位

f:id:hr3_0n:20191204193748j:image

初恋ドア - 坂道AKB

作曲:Akira Sunset・野口大志

「ジワるDAYS」Type B / AKB48

思想的に坂道AKBの楽曲は入れたくなかったみたいなところはあるんですが(ダサい)まぁいい曲なので…。リリース当初はそうでもなかったのに今年の全国ツアー、前半戦の会場BGMがジワるDAYSのカップリング曲のインストだったのでこの曲も脳に焼き付くほど聞かされて、それで好きになった。(楽しいばかりがAKB!あるある) サビの三連符が印象的。

 

7位

f:id:hr3_0n:20191205050331j:image

せ〜ので言おうぜ! - カミングフレーバー

作曲:藤田克洋/N-Gram

「FRUSTRATION」Type A / SKE48

SKE48らしい疾走感のある曲調と元気で一途な歌詞、サケカスがFRUSTRATIONと比較して「ほ〜いいじゃないか こういうのでいいんだよ、こういうので」って言ってそう。"ワンツースリーってカウントしたら"って言うくらいだから1!2!3!4!ヨロシク!へのアンサーソングなのかもしれない。カミングフレーバーの皆さんは年末の佐々木彩夏さん主催フェスにも参加するらしいので、この曲とごめんねSUMMERあたりでぶちかますことでしょう。間違ってもFRUSTRATIONをやったらダメですよ。

 

6位

f:id:hr3_0n:20191204200648j:image

好きだ 好きだ 好きだ - Team 8

作曲:板垣祐介

サステナブル」Type A / AKB48

チーム8に大声ダイヤモンドを歌わせてみた(ユーチューバー)みたいな感じの曲。チーム8といえば鍵盤の音みたいなイメージあるんですけどこの曲も要所に鍵盤、あとピポパピポパってやつ(伝われ)がチーム8っぽいよね。アップテンポだしコンサートで楽しいやつだと思う。あとMVがめちゃくちゃ好き。ゆいゆい可愛い。申し訳程度の"道路の真ん中で叫ぶ"っていう歌詞もTOYOTAへの忠義を…いや、道路の真ん中はマズいのでは?

 

5位

f:id:hr3_0n:20191204202127j:image

無限大ノック - Team BⅡ

作曲:松田貴志

「初恋至上主義」Type C / NMB48

んっ…神曲…。Acting toughと同じ松田貴志さん作曲。曲調は坂道っぽいんだけど、まっすぐ透き通った雰囲気と力強さが若手中心のBⅡにぴったりと思いました。どう考えても2番目のドアに掛かった歌詞なんですけど、開けたりノックしたりとドアも大忙し。世代交代をより一層印象付けますね。NMB48のチーム曲はコンスタントにいい曲貰ってる印象で、今回10曲の中には入れられなかったけどNのがっつきガールズ、Mのパンパン パパパン、BⅡのアップデートも好きな曲です。

 

4位

f:id:hr3_0n:20191204203807j:image

大好きな人 - STU48

作曲:斉門

「大好きな人」/ STU48

"大好きな人 幸せになれ" 、めちゃくちゃいい曲。吉本坂46の「泣かせてくれよ」と同じ斉門さんの作曲、なるほど。個人的には歌詞の内容を岡田奈々さんとSTU48に置き換えてジンとくる聞き方がおすすめ。昭和の歌謡曲路線はゴゴリバ公演の内容を見てもSTU48をそういう位置付けにしたいという意図を感じるけど、全くセトカスに響いてないし次のシングルがどうなるか楽しみ。これは蛇足ですが、サビメロの最後でどうしても布施明の「君は薔薇より美しい」が脳裏を横切りません?

 

3位

f:id:hr3_0n:20191204225029j:image

風を待つ - STU48

作曲:大河原昇

「風を待つ」/ STU48

ウォールオブサウンド、とかナイアガラサウンド、みたいな解説は出来ないんですけどSTU48らしい穏やかで優しい曲。冒頭の"さっき見てた夢を 思い出せない"でグワっと世界に引き込まれる感じがしません?都会へ行ってしまった好きな人を、海の見える街で待ち侘びる僕。この手の僕は離れる前から気付けといつも思う。(そうなんや)

あとこういう曲だと瀧野由美子さんが"僕"であり"君"にも見えるやつ、良くないですか?一人二役みたいな。意味が分からない了解。 

 

2位

f:id:hr3_0n:20191204225325j:image

ジワるDAYS - AKB48

作曲:吉田司・塚田耕平

「ジワるDAYS」/ AKB48

ジワるDAYS、指原莉乃さんの卒業シングルということで半分当て書きのような歌詞でもあるんですけど、

君の瞳から涙が溢(あふ)れたら
世界のどこにいたとしても
僕が全力で駆けつけてあげる
だから心配しなくたっていいんだよ

このサビの頭の部分がめちゃくちゃ好き。強烈で、これ以上ない優しさに溢れてるというか、すごいキモい。あとサビメロの引っかかる感じが三連符だって言われるまで気付かなかった、上手く作られてるなとなる。ジワるDAYS=Jewelry daysはさすがに言い過ぎ。

 

1位

f:id:hr3_0n:20191204225456j:image

サステナブル - AKB48

作曲:井上ヨシマサ

サステナブル」/ AKB48

全アケカス満場一致でサステナブル。個人的に今年一番リピートしたと思うし、やっぱりAKB48の夏はヨシマサ先生のブラスの音がないと始まらないと思うんですよね。

1番サビ

そう本当の気持ちだから
ずっと好きでいさせて

2番サビ

今の僕にできること
好きでい続けること

ときて、大サビで

自分たちを客観的に
振り返っちゃダメなんだ
どんな風に思われてもいい
もう一度 もう一度 君を誘いたい

ってずっと躊躇してた僕が決心するのいいよね。

こんな意見もありました。

楽しかった全国ツアー2019の思い出と一緒に、これからもずっと聞いていきたい曲。

 

以上。

AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜 チーム4公演感想

いよいよ最後、チーム4公演です。

早速行きます

 

まず私は村山チーム4のことをほとんど知らなかった。チーム公演も唯一見れていないし、TDC単独コンでも後回しにして見ていなかったので。正直なところチーム8メンバーが多いから侮っていたところが大きい、全国ツアーもチームK、チームB以下チームA以上くらいかなと予想していた。そもそもゆうなぁがそんなに好きじゃない(とんでもないことを言い始める人)。今思えば何て愚かなオタクだったんだろう。
全国ツアー2019全4チームの公演を見終わった今、一番コンサートの完成度が高かったのはチーム4だと思ってます。ちなみに思想はチームK、メンバー力はチームBがそれぞれ優勝した(日本語なし)。岡田奈々さんのオタクと"チーム4はセトリを組むのが難しい"といった旨の話をしたことがあった。確かに歴史的にチーム4は一度解散しているし、オリジナル公演を唯一持っていないチームでもある。ひまわり組公演も大場チーム4の曲も継母みたいな存在で少し近寄りにくいし、現行公演はサケカス臭くてふむ…みたいなところがあるってことですね。しかし今回のツアーではそれらを利用しつつさらにスパイスとなるような楽曲を積極的に取り入れたことで上手く村山チーム4色を出すことに成功したんじゃないかと感じた。前置きが長い、了解。


序盤は例に漏れず7曲連続披露。

1曲目は「チューしようぜ」から始まる。チームKに先に使われていたので意外性が少し欠けたが、キャプテンとエースがデキてるチーム(言い方)っぽくて良かった。いやいや、シンプルにいい曲だよね。

からの2曲目が「初恋ダッシュ」、ここがめちゃくちゃ綺麗に繋がる。やり口が全踊DJっぽい。(伝われ) これもチームBに先に使われていなければあっと言わせただろうなぁ。TDCの時も曲被りがあったけど、今後は気を付けて欲しい。

3曲目が「走れ!ペンギン」、来たぜマスターピース。走れ!ペンギンでペンギンダンスしてる山内瑞葵さん、前日アクアクララ公演で物議を醸した(醸してない)ボトルペンギンのチャプリンそっくりで本当に良かった。

4曲目が「ハートの脱出ゲーム」、ここで血の繋がりのあるチーム4曲。何を隠そうおんちゃんがチーム4在籍時の曲なので懐かしくてゲロが出るかと思った。コール&レスポンスもあるし盛り上がるよね。

5曲目「チャイムはLOVE SONG」、現行公演とはいえこの曲使えるのはさすがにズルい。メンバーもこの曲で一つギアを上げてたように見えた。さ、サケ〜(サケカスの鳴き声)。

続けて「チーム坂」。この曲、山内瑞葵さんと浅井七海さんのWセンターなんですけどめちゃくちゃ良かった。元々小嶋真子さんと西野未姫さんのところだと思うんですけど、月並みながら同期の絆みたいなものにグッと来た。16期の先頭もチームAの3人からこの2人に代わったみたいなところがあるので。

最後に「LOVE修行」、言わずもがな。個人的に今年はTIFに行かなかったのでこの夏やっとLOVE修行を踊れて良かった。


ユニットもセンスが光る選曲ばかり。
まず山内瑞葵さんと坂口渚沙さんの「初恋の鍵」。可愛さの暴力、暴力、暴力。選抜公演を通して2人のことが大好きになっていたので本当に良かった。

f:id:hr3_0n:20191005091337j:image

続いて「カフカとでんでんむchu!」。いや、カフカとでんでんむchu!マジか。生きてたんだね…みたいになった。ついにオリジナルメンバーのパフォーマンスを見ることは無かった(個別握手会のvsてんとうむchu!でやっただけ)けど、こうして再会すると身体が勝手に振りコピを始めて戸惑った。あれから僕は勉強が手につかないって言う曲もいい曲だからオタクは聞いて欲しい。

3曲目は千葉公演だけ見たので岡田奈々さんと髙橋彩香さんの「愛よ 動かないで」。歌が上手いメンバーにはお馴染みになった楽曲だけど、恐らく48G関連で一番歌唱力が必要で、矢作萌夏さんもソロコンで挑戦したけどまだ少し足りないか…となるくらい難しい。ところが今回この2人はハモリも含めてほぼ完璧に歌い上げたんですよね。髙橋彩香さん、今回歌唱力No.1決定戦の本選には進めなかったけど予選良かったよね。岡田奈々さんの歌声は相変わらず凄まじい。円盤化したら絶対確認したい。

クロス」、黒須遥香さんに掛けてって感じだったんかな。歌田初夏さんと濱咲友菜さんのキャラに合わせたのかモニターでしょうもない字幕入れてたの、AKBの良くないやつが久しぶりに出たな、って感じで良かった。

Which one」、オタクさんが5人の曲なのにねって言ってるの思い出してフフッってなった。チーム4のスタイルのいい4人でってことだと思うんだけど達家真姫宝さんしか見えなかった。まきちゃんは世界一可愛いよね、分かる。本業のモデルさんみたいにスタイルを良くするためのジム通いしてるところ、いいよね。

最後に「野蛮な求愛」、コンサート映えする曲なんですよね。披露される時、間違いなくオリジナルの衣装なのが良い。落ちサビで手拍子するやつも好き。佐藤妃星さんが女の武器を振り回してて時の流れに目眩がした。


撮可タイムはHKTから逆輸入した(してない)「ロックだよ、人生は…」と何故か「4 Stars」、歴代チーム4公演の中から選んだんかな。全く意味が分からない選曲でウケた。


ダンスパートは「NO WAY MAN」で岡田奈々さんが選抜公演の時より更に一段ギアを上げていたような印象を受けたことだけ記しておきたい。チームK公演では武藤十夢さんも力尽き果てるような感じだったんですよね。これは勝手な想像ですが、選抜公演メンバーは各チーム公演に戻ると、より一層頑張ってパフォーマンスしちゃうみたいなところありません?それが選抜としての責任感から来るのか、選抜としての自負がそうさせるのか分からないけど。とにかく岡田奈々さんが壊れそうなくらいブンブンバキバキ踊ってて心配になった、逆に。


で、シングルメドレーからの本編最後が「靴紐の結び方」。これを聞くとジャーバージャって何?で連番した岡田奈々さんのオタクが号泣していたのを思い出す。歌詞がいかにもアルバムのリード曲って感じの思想なんだけど、今回チーム4がこれを披露するのを見て私は村山彩希さんからのメッセージ的なものを感じた。"AKB48のレアキャラでいたい"とインタビューで答えていた村山彩希さんだけど、靴を履くも履かないも、靴紐の結び方も、古い靴も新しい靴も人それぞれだよみたいな。メンバーに向けて自分らしく信じたやり方をしなさいよってことをこの曲を通して伝えようとしていたんじゃないでしょうか。(ソース無し)


やっとアンコール。
1曲目が「猫アレルギー」。唯一となるオリジナル曲を披露したのはチーム4だけでしたね、チームAはいつになったらロマンティック準備中をちゃんと披露するんだろう。猫アレルギー、シンプルに山内瑞葵さんがセンターなのが良い。ストライドの大きい内股で猫ポーズするやつ、完全に癖。

2曲目が「夢力」、岡田奈々キャプテンがいることでこの曲を披露する正当性を有しているのはデカい。どこかでストロングを直缶しているオタクがいないかソワソワしたけど、あれやってるのは主にセトカスピンチケだったな。

3曲目が「ジャーバージャ」、文句無し。先日のアイアライブでも思ったけどジャーバージャはアンコール適正が高い。あとチームBでの柏木由紀さんがそうだったように、最後岡田奈々さんがセンターに立つことでチーム4感のダメ押しを頂けるのが良かった。やっぱりチーム4は岡田奈々さんですよねとなる。


1.5倍くらい書いた

はい、ということで。
この公演のセトリ考えた村山キャプテンは「前チーム(峯岸チーム4)に寄せた」って言っていたけど、そんなことなくない?冒頭にも書いた通り、序盤では前チーム4楽曲とひまわり組・手つな公演の楽曲を積極的に使いつつそこに「チューしようぜ」や「初恋ダッシュ」などスパイスというかアクセントになるような曲を混ぜたことで全体に上手く溶け込ませたなと思ったし、アンコールを猫アレルギーで始めて岡田奈々イズムの濃い2曲で締めたことで村山チーム4の色をしっかり残したんじゃないかと感じました本当に上手く組み上げたと思う。(早口)
とにかく3階最後列で見てこれだけ楽しいコンサートだったので、間違いなく4チーム中最高の公演でした。ありがとうございました。

f:id:hr3_0n:20191005091350j:image
以上。

AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜チームB公演感想

まず一言だけ先に申し上げておきますが今のチームBは本当にいいぞ。

では、早速行きます

 

序盤は他のチームと同じく今までのAKBシステムの枠にとらわれない7曲連続披露。まず王道の「正義の味方じゃないヒーロー」「重力シンパシー」の2曲で幕を開け、これこれこういうのでいいんだよって感じで盛り上げてくれる。そこから「西瓜BABY」で夏っぽさも演出し、「みなさんもご一緒に」「恋愛サーカス」で一気にボルテージを上げていく。「みなさんもご一緒に」ってあまり定番とされていない感じがしません?コンサート用の楽曲なのにね。「隕石の確率」を挟んで最後7曲目が「チームB推し」。アンコールではなく序盤に「チームB推し」を片付けるのはその後の展開に期待が持てて良かった、まぁまぁ聞き飽きてるので。


ユニット1曲目は「まほきー」。1発目にドラフト3期生に1人ユニットをやらせてしまう柏木由紀さん、何。大胆不敵過ぎる。ちゃんとそれに答える大盛真歩さんも本当にすごいアイドルだと思う。自信なさそうに見える時もあれば堂々とパフォーマンスする時もあるし、かと思えばゴリゴリにレス配って本家の渡辺美優紀さんばりに漁を楽しんでいたりと、まだまだ底が知れない魅力がある。

f:id:hr3_0n:20191005021401j:image
2曲目は「ロマンスプライバシー」。「カッコ悪いI love you!」と並ぶフレンチ・キスのドカ沸きマスターピース、偏差値2になる。「まほきー」明けに選抜公演メンバーの3人を固めて来て息をつかせない感じ、コンサートの最初の入りもMC明けも掴みが大事だということを柏木由紀さんに教えてもらっている気がする。
ごめんね、ジュエル」と「MARIA」で突然のチームK感。ここはまぁ何とも言えない。ひーわたんの「MARIA」はこれしかないって感じで良かった。
Mystery Line」は"僕たちは、あの日の夜明けを知っている"に収録されている曲で、この日の楽曲で一番知名度が低かったように思う。偶然リクアワでこの曲のオリジナルを見たことがあったけど、大人ダンスメンバーの曲というイメージで、ここに選ばれた3人も間違いなくそのイメージに応えるパフォーマンスだった。谷口めぐさんは背が高くて綺麗な顔してるのに可愛い曲からカッコいい曲まで獲物を選ばず何でも出来るんですよね。しかもそのどれもが高レベルなので本当に偉いアイドルだと思う。またミネルヴァ公演の「Make noise」でバーサーカーになるおめぐが見たい。天然で一生懸命なのが可愛いしやっほーさっほーチームBって1人で言い続けるやつの大ファン。
ユニット最後は「初恋ダッシュ」。渡り廊下走り隊いいよね。山邊歩夢さん可愛い。チーム4と被ってしまったのは残念。関係ないけど「走り隊GO!GO!GO!」もどこでやって欲しい、いい曲なので。

 

撮影可能タイムとダンスパート、シングルメドレーを挟んで本編最後が「そばかすのキス」。選抜公演で割と不本意な使われ方をしていたそばかすのキスだったけど、やっぱりこの位置がしっくり来る。そりゃ落ちサビでチームBコールしたくもなる。予定調和のコールに本質は無いのでチームK公演の「To be continued...」とこの公演の「そばかすのキス」は良かった。そばかすを"忘れられない恋のかけら"に例えた最初で最後の人間、秋元康

 

アンコール明け1曲目はまさかの「完璧ぐ〜のね」。いい意味で期待を裏切られた、こういう使い方もあるんですね。そしてそこから「遠距離ポスター」「シアターの女神」と続いていく。何より良かったのはここまで割と印象が無かった柏木由紀さんが最後の最後でセンターポジションに立ち、ダメ押しをしてきたところ。本編では守備的だったけどアンコールでは打って変わって積極的な攻撃参加、みたいな。炒り卵のセトリを見る限り最初と最後が柏木由紀センターってなってるので、要所を締めてる感じはまさにその通りなんだと思う。AKB48の生きる伝説柏木由紀、やっぱチームBはゆきりんなんよ。

 

最後に

いや本当に楽しいコンサートだった記憶しかないです、さとちゃんは本当に可愛いよね。くねくねもじもじしてるのに曲が始まってもずっとくねくねもじもじしてるんですよね。しっかりパフォーマンスを見てると、ちゃんとてきぱき踊ってるのに、何故かずっとふわふわ綿あめみたいなオーラを纏っていられるの、天才でしょ。(突然さとちゃんの話を始める人)

今のAKB4のチームの中で一番総合力が高いのは岩立チームBだと思います。アケカスを始めて以来、推しメンが所属して来なかったということもあるが、チームBを魅力的だと思ったことがあまりなくて、あとは大組閣祭り以降のチームBは何かごちゃごちゃしたイメージでずっと好きじゃなかった。いやまぁ大組閣祭りでごちゃごちゃしてないチームは無かったのですが。しかしながら今のチームBはどうだろうか、あらためてメンバーに目を通してみるとその層の厚さとバランスの良さに驚きませんか。柏木由紀大家志津香のベテラン勢を始め、中堅には岩立沙穂佐々木優佳里北澤早紀中西智代梨田北香世子、その下に福岡聖菜、谷口めぐがいて、若手には久保怜音、大盛真歩らがいる。樋渡結依さんも一応若手になるんだろうか。チーム8メンバーも太田奈緒吉川七瀬、川原美咲、奥原妃奈子、服部有菜、山本瑠夏と実力派がそろっているし、最近研究生に昇格したドラフト3期生の大竹ひとみ、齋藤陽菜の2人も既に先輩メンバーに引けを取らないくらい魅力的です。高橋朱里さんが抜けたことを忘れさせるくらい強い。1本の大きな木のようにバランス良く成立してるんですよね。異臭ブログでどれだけ文字を並べてもなかなか理解してもらえないと思うので今度みんなでシア女連番しません?この素晴らしいメンバーの「オネストマン」が見られるので。

f:id:hr3_0n:20191005021410j:image

以上。