サマセットモームの中身

向井地美音さん、AKB48について。

リクアワウィーク振り返り 前編

じゃ、語ろっか。

チームA単独

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良かった点

4年ぶりのチーム単独公演のトップバッターとして、副題に沿った形でテーマのあるコンサートを作り上げた点や、グループとして難しい時期にある中で総監督のコメントを差し込んだ点もフラッグシップチームとしての責任を果たしたと思う。

良くなかった点

影アナでみーおんがこんばんわって言った瞬間に違和感はあった。どしたー?って思った。overtureのあと導入のムービーが流れた時、やばいかも…って思った。メンバーより先に大道芸人が出てきてやばいなーって声に出して言った。裸のマッチョが担ぐ神輿に座った小栗有以さんが出てきた瞬間死んだ。何で余計なことをするん?とにかくこの一連の余計な演出さえなければ平均点のコンサートだったのに。

構成としては序盤に癖の強い、コンセプトを主張した楽曲を持ってきたけど、後半とアンコールにイデオロギーがないというか、よりチームA感を押し出す構成にできればよかった。セトリだけ見ると十分チームAの曲やってるやんって感じだけど、ラベンダーフィールドは移動曲だったし、ギンガムチェック大島優子さんのイメージが強すぎるからKっぽいんですよね。この辺はチームBやチームKのコンサートと比べると分かりやすく足りていない部分だった。それからなんて素敵な世界に生まれたのだろうを全体曲からの流れに乗せて披露したのもよく分からない、本編ラストでParty is overやるならここまでは盛り上がる曲やっておけばいいのに。というかParty is overで締めるならPartyが始まるよで幕を開けたほうが…。MCも楽屋ノリの王様ゲームとかやるくらいならそこそこウケるだろう内容の台本を用意しておいて欲しい。

印象に残った曲

M01 美しき者

今回のコンサートのテーマ曲。目撃者公演でも雰囲気が出ていて迫力があるし、岡部チームAといえばという曲になったと思う。

M06 She's gone(加藤玲奈、千葉恵里、長久玲奈人見古都音

コンサートのたびに聞いてる気がするほどユニット曲の定番になった。M.T.公演の曲の中でも一番披露されてると思う。今回のメンバーは岡部チームAのなかでも特にスタイルが良いメンバーってところなのかな。椅子を使った特徴的なパフォーマンスなので細い手足が映える。

M12 背中から抱きしめて(岡部麟、小栗有以、加藤玲奈宮崎美穂向井地美音、山根涼羽、横山由依

センターが山根涼羽さんだったの良かったなぁ、このコンサートで一番AKBのいいところが出てたと思う。やっぱりオーディションから研究生を経て正規のメンバーになったAKBが最高ですよね。他意はありません。

E4 Overtake

いちごちゃんず公演で聞いて以来、いい曲だからもっとやって欲しい。チームBの初日、チーム4のチーム坂、チームAのOvertake、チームKのスクラップ&ビルドみたいなところがあるない了解。

 

チームK単独

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良かった点

チームA同様に副題に沿ったテーマのあるセットリストを構成してきていて、込山チームKの出したい色とやりたいことが存分に伝わってくる最高の公演だった。

序盤4曲(“求愛”)が込山チームKが出したい色、中盤にユニットとダンス曲を挟んでMC明けに歴代チームKを辿るパート(“軌跡”)、ここがやりたいことだったんじゃないかと思う。公演中に何度も込山榛香さんが歴代チームKへのリスペクトを口にしていたけど、今までのKらしさをベースに残しつつ可愛らしさや色っぽさも全面に出して行くという意図がとてもよく伝わった。ジャーバージャって何?からの流れもあったし、早い段階からメンバーの中にそういった意図が浸透していたことや劇場公演の回数を重ねていたこと、リハーサルを十分に行ってきたことがチームとしての成熟を促した気もする。支えでみんなが涙を流していたのが印象的だったし、その雰囲気が観客に伝わったからこそのチームKコールだったと思う。どのチームも8とそれ以外のメンバーの壁を取り払うのが難しかったんじゃないかと思うけど、その別け隔てを最も感じなかったのもチームKだった。

良くなかった点

 各パートの導入部分やユニット曲が始まる前に“騎士”とか“硬貨”ってモニターに表示するやつが何の曲をやるのか分かってしまったのでやめて欲しかった、前者は君はペガサスしかないし、後者は10クローネとパンに決まってるので。それとエリアKの振りコピコーナーみたいなやつ、結局エリアKをワンフレーズしかやらないのウケた。こじまこやめないで。

印象に残った曲

M02 口移しのチョコレート
M03 Innocence

この2曲はオタクが大袈裟にセトリを予想しても出てこない選曲でしょ。口移しのチョコレート、こういうユニット曲を全体曲として使うやついいよね。Innocence、大人組がここぞとばかりに息巻いてたのがウケた。歌詞的には大人が頑張る曲でもないのにね(面倒くさい)衣装脱ぐやつとモニターの映像はメンバーのお父さんが頭抱えるやつだった。

M16 RESET
M17 細雪リグレット
M18 愛しきライバル
M19 哀愁のトランペッター
M20 終電の夜

“軌跡”パートの5曲。これが当時のチームKの映像をモニターで流しながら披露するやつで、ベタなんだけどめちゃくちゃエモかった。みーおんのソロコンでも1期生の映像流しながらユニット曲を披露したけど、みーおんがオリメンをオーバーソウルしたのと全く同じで、今度は込山チームKが秋元チームK大島チームK横山チームK峯岸チームKをオーバーソウルしてた。(日本語なし)

M24 支え

嗚咽を漏らしながらチームKコールした(オタクはアイドルを見て嗚咽を漏らすな)

 

チームB単独

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炒り卵Bと4のセトリ上げ忘れてるぞ。

良かった点

はじめ良ければ半ば良し、終わり良ければ全て良しって言いますけど、1曲目が希望について、アンコール最後がオネストマンです。チームBもチームKと同じくらい最高のコンサートでしたね。序盤の11曲連続披露は度肝を抜かれたし、アリーナはいつまで続くのまだ終わらないのとざわついてた。それくらい圧巻のパフォーマンスが続いたしBeginner→RIVER→NO WAY MANの畳み掛けが終わった瞬間の拍手と声援は凄かった。わかったわかりましたチームBは可愛いだけじゃないです勘弁してくださいって言った。

チームKと共通してるのは序盤にチーム曲を使わないという点で、そのおかげで後半一気にチーム感を押し出せる構成になっているんですよね。序盤に意外な曲やるのも何やねんってなりそうではあるけど、そこが上手くいけばチーム単独コンサートとしてはすごく綺麗にまとまるなと思った。

あとは今のチームBって絶対的なセンターがいないくて、いい意味で。福岡聖菜さんと高橋朱里さんと久保怜音さんと柏木由紀さんが同じくらい魅力的なセンターができる。だからそれぞれが得意分野の曲でチームの顔になれるのは強いと思った。可愛い曲は久保怜音さんがやるし表現力いる曲では福岡聖菜さん、かっこいい曲は高橋朱里さん、みたいな。柏木由紀さんに至っては序盤こそ脇役に徹していたのに、後半シアターの女神でセンターをやったあたりからゴリゴリに存在感出してきて、いやコンサート終盤までシアターの女神とゆきりん温存してるの何、となった。チームとしての総合力の高さを感じる。

あとはハイテンション・法定速度と優越感・君と虹と太陽とをやったのが偉かった(好きなだけ)

 良くなかった点

新しいチャイムが何故か全員曲じゃなかったのと君と虹と太陽とが移動曲だったのは残念だった、せっかく聞けたのに。呼び捨てファンタジーもいいけどたまにはラブ・ジャンプとか恋をするとバカを見るとかもいい曲だよね。あとはラストのオネストマンが薄味に感じるくらい本編が濃いコンサートだったのでイントロ即沸きするためにもこの曲は序盤に入れて欲しかった、偏差値2になるためにコンサートに行くみたいなところがあるので。

印象に残った曲

1.希望について

先頭打者初球満塁ホームラン(存在しない日本語)、本当に震えた。

5.だらしない愛し方

オリジナルを超えちゃうやつ、良くないぞ。あまりに良すぎて頭抱えた。まぁみーおんは彼氏がいたことがないから表現力で劣るのは仕方ないのですが。

11.NO WAY MAN

谷口めぐさんがミネルヴァ公演でセンターを務めたMake noiseのファンなんだけど、この曲でもセンターをやっていてそれがすごく良かった。一番シンドそうなところでニヤって笑うんですよね、狂気を感じる。15期それぞれに得意なパフォーマンスが出来て、横並びで面白みがなかったみんながステージ上で生き生きとしているのを見ると目頭が熱くなる。

17.みなさんもご一緒に

実はあまり披露されない曲な気がするのでコンサートの定番曲にして欲しい、シンプルに盛り上がるし。中西智代梨さんのセリフの部分完璧だった。

22.僕たちの紙飛行機

連番相手が久保怜音さんのサイン入り紙飛行機をゲットした。

 

 

後半へ。

サマセットモームの中身

ついにというかやっとというか、自分語りの場を開設してしまった。

学生時代にmixi全盛期を迎えたため、その当時は日記をよく書いていたがそれ以来かもしれない。学がない上に活字も読まないため文章を書くのは得意ではないが自分語りなので問題ないか、まぁTwitterで140字に入魂するのが好きだったのだけど、呟きたいことが多いと連投してしまうので、そういう際は積極的にこちらに投稿しようと思う。

何より日中暇なのでひたすらキーボードを叩くことでそれっぽさを演出していきたい(働け)

サマセットモームの中身

ブログのタイトルはこれにした、タイトルに悩みAKBの楽曲に日記の曲なかったかなと考えていたらあった、秘密のダイアリー。その歌詞の一部を拝借した。人に見られないように、歌詞の中の女の子はサマセットモームの小説の表紙の中に日記を隠していたらしい。なんとも可愛らしい歌詞だけどオタクが隠すのは異臭漂う自己満足の汚い文章です。これはシンプルに悩みなのですがオタクをしているとどうしても何かを叩きたくなったり文句を言いたくなってしまうので、そういうものを隠すのに(隠れてない)ブログはちょうどいいかもしれない、TwitterはフォロワーのTLに汚い文章が流れてしまうので。

 2019年のAKB48はとんでもない幕開けになってしまった

何でこんなことになってしまったのか、というのが率直なところ。真相は外部の人間には知る由もないけど、とにかく事実だけを並べれば暴行されたメンバーが隠蔽されたその事件について告発し、そのことを謝らさせられた。本人の語ったことがどこまで真実か分からないけど、暴行を教唆したメンバーがいるとか、個人情報を横流しされているとか、その他にもいくつも疑惑が明らかになってしまった。何故か事件を公表し、疑いのあったメンバーを処分し、暴行されたメンバーを保護することが出来なかった運営にもちろん責任がある。隠しきれると思ったんだろうし、明らかにしてしまえばただでは済まなかったんだろうと思う、ただ事態は彼らが想像していたより遥かに悪い方向へと進んでしまった。

承認欲求ってほんとに怖い

事態を複雑にしてしまったのはとあるオタクのTwitterアカウントと、奇しくもAKB48がここ何年か情報発信の基盤にしているSHOWROOMだった。人間誰しも承認欲求があるし自分自身こんな文章を書いているのも承認欲求の赴くまま、というのが正直なところだけど、とにかく今回の事件はグレーなメンバーとオタク(インターネットはすべて嘘で出来てると思うようにしているので黒ではないとしておく)がインターネットに残していた痕跡がどんどん出てくる。とあるオタクがTwitterに残していた虚言が事件後もオープンにされていたがばかりに、ネットリンチが好きな人たちに見つかってしまい、事実でないことも事実にされ、次々と関係のない人間を巻き込んでいく。そしてそれらとNGT48のメンバーのアーカイブされていたSHOWROOMの配信から”答え合わせ”が始まってしまった。(どこまで整合性があるかは分からない)誰にもわからないように、身内だけでわかるような言葉を選びんで配信することがそんなに気持ちよかったんだろうか。かくして私達が愛した48Gはおぞましいような悪意と好奇に晒されることで見たくもないものまで暴かれてしまった。正直なところチケットの転売とか週刊誌との関係なんかはどうでもいいと思っている、とにかく暴行を受けたメンバーを守ってあげられなかったこと、それを見ながら笑っているメンバーがいたこと(事実かどうかは分からない)、そこにメスを入れられなかった運営の未熟な管理体制が一番の問題だと思う。

あとには何が残るか

スポンサーが撤退したこの状況でも膿を出さずにいられるのか、地元企業からも愛想をつかされてそもそも存続できるのか。第三者委員会は何を調査して公表しようとしているのか、事件が起きた時点で最悪の状況まで見通せていればこんなことにはならなかったのに。48Gのオタクをしている以上、これから先も続けていく以上、運営の姿勢には”加担”していくことになってしまう。今回の事態に絶望しているオタクさんは何人もいるし、自分自身もこれから先どういうスタンスでオタクをすればいいのかとても悩ましい、だいたい趣味でそんなことまで考えさせられて悩まされるの何。全部が全部ではない以上これまで通り楽しむところは楽しみたいが「メンバーを人質に取られている」なんて思いたくはない。誠実に努力してきたメンバーが報われないような結末にもなって欲しくない。またみんなで楽しく、というのは都合が良すぎるのかかもしれないしまぁもう無理なんだけど、オタクとメンバーが納得して活動できる日々を返して欲しいなと思う。

楽しい話もしたい

今はリクエストアワー恒例のTDCコンサート週間、もう折り返して残りは5公演。私は初日のチームA、チームKと翌日のチームBの公演を見に行って、昨日は矢作萌夏さんのソロコンサートを見に行った。オタクさんと感想戦もしたし、Twitterで沢山つぶやいたのでもう書くこともあまりないけど、時間があったらまた別の記事で思い出せるだけ感想を書き連ねたい、とにかく時間は沢山ある。印象的だったのは大して意味がないと思われたチーム単独コンサートの副題に、どのチームも忠実にコンサートを構成してきたこと。こういうのってチーム単位では初めての試みだと思うし、48Gの膨大な楽曲群を駆使するとここまで幅広くそれぞれの色を出したコンサートができるんだなととても感心した。一番楽しかったのはチームBで、同じくらいチームKも楽しかった。チームAは残念だったけどやりたいことは伝わったし大人が余計な演出いれなければもっと良かったはずだよねってところで気持ちに折り合いをつけた。本当に楽しみにしていたので、悔しかったけど。多分この先チームごとに絆を深める機会も多くはないと思うし、劇場公演も満足に出来ないのかなと思うと貴重なコンサートに参戦できてよかったと思う。

君は僕の風

あとはリクアワで君は僕の風が最終日まで残ってくれたら最高です。現時点ではまだ振り付けもサビ以外は存在していない未披露の楽曲なので、現場で見届けたい。みーおんがAKBセンター試験で勝ち取った楽曲だけどとてもいい曲です。勝ち取るといえば歌唱力No.1決定戦は野島樺乃さんが優勝しました、TBSが最前最中に招待してくれたので(物議)出場者の魅力的な歌唱を目の前で体感することが出来た。特に印象的だったのは山崎 亜美瑠さんのカブトムシ(aiko)、横山結衣さんの丸の内サディスティック(椎名林檎)、矢作萌夏さんの変わらないもの(奥華子)・瞳(大原櫻子)です。もうこうなったらいくらでも褒めちぎりたいんですが、矢作萌夏さんの歌声は本当に良い。この2曲も彼女の真っ直ぐな歌声にすごく似合っていて、漏れは泣いた。瞳を歌う前には「この歌を唄う時にはいつも同期のドラフト3期生を思っています。今日も同期に向けて歌います」って述べてから臨むんですけど、歌詞の内容が“まっすぐに夢を追いかける 君の瞳が大好きだよ そんな君と一緒にいれること 今は大切にしたい 涙だって笑顔だって がむしゃらになった証だよ そんな君と一緒に生きること 僕は誇りに思うよ”って。思想というか哲学というか、AKB48のメンバーとして完璧だと思うんですよね、青春群像劇としてのAKB48が大好きなので。AKB紅白で柏木由紀さんと一緒に歌った夜風の仕業も好きです。他にもおすすめがあれば教えて欲しい。

Twitterと何が違うん?

ここまで書いて内容がTwitterの総集編みたくなってることに気付いたので全部消したくなった。以上。