サマセットモームの中身

向井地美音さん、AKB48について。

AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜チームB公演感想

まず一言だけ先に申し上げておきますが今のチームBは本当にいいぞ。

では、早速行きます

 

序盤は他のチームと同じく今までのAKBシステムの枠にとらわれない7曲連続披露。まず王道の「正義の味方じゃないヒーロー」「重力シンパシー」の2曲で幕を開け、これこれこういうのでいいんだよって感じで盛り上げてくれる。そこから「西瓜BABY」で夏っぽさも演出し、「みなさんもご一緒に」「恋愛サーカス」で一気にボルテージを上げていく。「みなさんもご一緒に」ってあまり定番とされていない感じがしません?コンサート用の楽曲なのにね。「隕石の確率」を挟んで最後7曲目が「チームB推し」。アンコールではなく序盤に「チームB推し」を片付けるのはその後の展開に期待が持てて良かった、まぁまぁ聞き飽きてるので。


ユニット1曲目は「まほきー」。1発目にドラフト3期生に1人ユニットをやらせてしまう柏木由紀さん、何。大胆不敵過ぎる。ちゃんとそれに答える大盛真歩さんも本当にすごいアイドルだと思う。自信なさそうに見える時もあれば堂々とパフォーマンスする時もあるし、かと思えばゴリゴリにレス配って本家の渡辺美優紀さんばりに漁を楽しんでいたりと、まだまだ底が知れない魅力がある。

f:id:hr3_0n:20191005021401j:image
2曲目は「ロマンスプライバシー」。「カッコ悪いI love you!」と並ぶフレンチ・キスのドカ沸きマスターピース、偏差値2になる。「まほきー」明けに選抜公演メンバーの3人を固めて来て息をつかせない感じ、コンサートの最初の入りもMC明けも掴みが大事だということを柏木由紀さんに教えてもらっている気がする。
ごめんね、ジュエル」と「MARIA」で突然のチームK感。ここはまぁ何とも言えない。ひーわたんの「MARIA」はこれしかないって感じで良かった。
Mystery Line」は"僕たちは、あの日の夜明けを知っている"に収録されている曲で、この日の楽曲で一番知名度が低かったように思う。偶然リクアワでこの曲のオリジナルを見たことがあったけど、大人ダンスメンバーの曲というイメージで、ここに選ばれた3人も間違いなくそのイメージに応えるパフォーマンスだった。谷口めぐさんは背が高くて綺麗な顔してるのに可愛い曲からカッコいい曲まで獲物を選ばず何でも出来るんですよね。しかもそのどれもが高レベルなので本当に偉いアイドルだと思う。またミネルヴァ公演の「Make noise」でバーサーカーになるおめぐが見たい。天然で一生懸命なのが可愛いしやっほーさっほーチームBって1人で言い続けるやつの大ファン。
ユニット最後は「初恋ダッシュ」。渡り廊下走り隊いいよね。山邊歩夢さん可愛い。チーム4と被ってしまったのは残念。関係ないけど「走り隊GO!GO!GO!」もどこでやって欲しい、いい曲なので。

 

撮影可能タイムとダンスパート、シングルメドレーを挟んで本編最後が「そばかすのキス」。選抜公演で割と不本意な使われ方をしていたそばかすのキスだったけど、やっぱりこの位置がしっくり来る。そりゃ落ちサビでチームBコールしたくもなる。予定調和のコールに本質は無いのでチームK公演の「To be continued...」とこの公演の「そばかすのキス」は良かった。そばかすを"忘れられない恋のかけら"に例えた最初で最後の人間、秋元康

 

アンコール明け1曲目はまさかの「完璧ぐ〜のね」。いい意味で期待を裏切られた、こういう使い方もあるんですね。そしてそこから「遠距離ポスター」「シアターの女神」と続いていく。何より良かったのはここまで割と印象が無かった柏木由紀さんが最後の最後でセンターポジションに立ち、ダメ押しをしてきたところ。本編では守備的だったけどアンコールでは打って変わって積極的な攻撃参加、みたいな。炒り卵のセトリを見る限り最初と最後が柏木由紀センターってなってるので、要所を締めてる感じはまさにその通りなんだと思う。AKB48の生きる伝説柏木由紀、やっぱチームBはゆきりんなんよ。

 

最後に

いや本当に楽しいコンサートだった記憶しかないです、さとちゃんは本当に可愛いよね。くねくねもじもじしてるのに曲が始まってもずっとくねくねもじもじしてるんですよね。しっかりパフォーマンスを見てると、ちゃんとてきぱき踊ってるのに、何故かずっとふわふわ綿あめみたいなオーラを纏っていられるの、天才でしょ。(突然さとちゃんの話を始める人)

今のAKB4のチームの中で一番総合力が高いのは岩立チームBだと思います。アケカスを始めて以来、推しメンが所属して来なかったということもあるが、チームBを魅力的だと思ったことがあまりなくて、あとは大組閣祭り以降のチームBは何かごちゃごちゃしたイメージでずっと好きじゃなかった。いやまぁ大組閣祭りでごちゃごちゃしてないチームは無かったのですが。しかしながら今のチームBはどうだろうか、あらためてメンバーに目を通してみるとその層の厚さとバランスの良さに驚きませんか。柏木由紀大家志津香のベテラン勢を始め、中堅には岩立沙穂佐々木優佳里北澤早紀中西智代梨田北香世子、その下に福岡聖菜、谷口めぐがいて、若手には久保怜音、大盛真歩らがいる。樋渡結依さんも一応若手になるんだろうか。チーム8メンバーも太田奈緒吉川七瀬、川原美咲、奥原妃奈子、服部有菜、山本瑠夏と実力派がそろっているし、最近研究生に昇格したドラフト3期生の大竹ひとみ、齋藤陽菜の2人も既に先輩メンバーに引けを取らないくらい魅力的です。高橋朱里さんが抜けたことを忘れさせるくらい強い。1本の大きな木のようにバランス良く成立してるんですよね。異臭ブログでどれだけ文字を並べてもなかなか理解してもらえないと思うので今度みんなでシア女連番しません?この素晴らしいメンバーの「オネストマン」が見られるので。

f:id:hr3_0n:20191005021410j:image

以上。

AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜 チームK公演感想

やらないつもりでした

が、せっかく全チームの全国ツアー公演を見ることが出来たのでやることにしました。1ヶ月以上間が空いているので思い出せる限りの異臭になります。


チームK

に関しては前回TDC単独コンサートでかなり実績を残していたことや、込山榛香さんのモバメから伝わってくるチームKへの想い、メンバーのやる気など、ほぼ間違いなく素晴らしいものが見れると思って臨んだ記憶があります。ウェスタ川越での参戦だったので、午前中にはチームAの公演がありました。前回と大きく変わってくるのはもちろん矢作萌夏さんが一応全編出演ということで、個人的には見た人全員を黙らせるくらいのパフォーマンスを期待していたように思います。あとは小嶋真子さん、中野郁美さん、山田菜々美さんら抜けたメンバーの穴を後輩がどれくらい埋めることができるのか、注目していました。

 

 

序盤はこの全国ツアーを通して定番になりつつある畳み掛けるような7曲連続披露。「エリアK」「ゼロサム太陽」でカッコいいところを見せつつ「今度こそエクスタシー」「Virgin love」では込山チームKではお馴染みになったセクシーで可愛いところを見せ、「RESET」「スクラップ&ビルド」「その汗は嘘をつかない」のマスターピースで走り抜ける。そんな感じでまとめてきた感じですね。込山チームKがこれまで積み上げてきたものを上手く出せてるなと思ったし、「今度こそエクスタシー」を自分たちのものにしてしまったのは、これはひとえに込山キャプテンの探究心の賜物だと思う。SDN48の「GA GA GA」だったりもそうだけど、自分達の色に合う楽曲をグループ年代問わず探しまくったんだろうな。


ユニットは「波乗りかき氷」で矢作萌夏センターを持ってきて、これが大人の事情なのか、込山キャプテンが背中を押したのか、王道鉄板夏曲の大島優子ポジションを新時代のセンター託した形。なんやかんやと言われがちだけどパフォーマンスを見ていてイマイチだなと思ったことは一度も無いんですよね、贔屓抜きで。「抱きしめられたら」はチームKの大人メンバー鉄板ユニット曲、茂木さんは圧巻のおっぱいだったし長友彩海さんの背伸びしてる感じはオタク頭抱えるやつだったでしょ。あやみんは大きい眼をウルウルさせる感じがズルい。「涙の表面張力」はこれもズルい、シンプルに。めちゃくちゃ良かった。楽曲チカラ(ぢから)が半端じゃない。「チューしようぜ!」はチーム4と被ってるのが痛恨なんだけど、選曲は良かった、この辺がありならそろそろどこかのチームで初恋は実らないを復活させて欲しい。「また あなたのことを考えてた」はめちゃくちゃ泣いた、すごい好きな曲だし歌う2人の歌唱力も半端じゃ無い。さすがの峯岸もMCでいいこと言う時と歌ってる時だけは許してしまう。歌唱力No.1決定戦のコンサートでも歌われたけど本当にいい曲だからこれからも歌い継いでいって欲しい。


ダンスパートはさすがチームKって感じでゴリゴリ踊ってた印象。いかんせん席が遠くて細かいところまで見れなかったけど、選抜公演にも出演してるメンバーは余裕があるなと思った。特に武藤十夢さんと倉野尾成美さんのパフォーマンスには目がいきがち。僕たちは戦わないが終わった後、武藤十夢さんが立ち上がれなくなってたのはめちゃくちゃ印象的だった。やっぱり周りがチームKメンバーになると引っ張られるようにして頑張り過ぎちゃったりするんだろうか。


シングルメドレーパートを挟んで最後の曲が「前しか向かねえ」でした、私はこの曲が嫌いなのでなるほどねって感じだった。


アンコール明けが「転がる石になれ」、待ってましたって感じだしここから怒涛の流れで腕がちぎれるやつでもよかった。2曲目が「僕にできること」、2012年の選抜総選挙でお馴染みの曲。たぶん会場中のオタクが「えぇ…」って思ったんだけど、終わってみたら「いい曲やん…」ってみんな言ってた。こういう既成概念をステージングで捻じ伏せるみたいなのいいよねって思う、セトリを考えた側からすると"してやったり"みたいな。で、最後に「To be continued...」。こういうアンコールのやり方は大いにアリだと思いましたね、沸ける曲をやってダメ押しするのもいいけど、それも程々に多幸感を与えてくれる選曲も良い。全体を通して満足できる内容になってたからこそ、物足りなさも感じさせないし、上手く考えたなって思いました。


以上を踏まえての感想

やはり随所にメンバーのチームK愛が感じられたことが大きいかなと思う。これは色んなオタクさんが言ってるけど
チームKとしての経験値が0からスタートした込山榛香さんのチームへの愛情と情熱
チームKの核となる武藤十夢さん、茂木忍さん、下口ひななさん、湯本亜美さん、市川愛美さんらベテラン〜中堅組
田野優花さん、小嶋真子さんそれぞれからバトンを渡された安田叶さん、長友彩海さん
・岡田梨奈さん、小林蘭さん、永野恵さんらチームK第一志望だった研究生の昇格
・チーム8兼任メンバーの順応性の高さと献身的なパフォーマンス(覚えることが多すぎて本当に大変そう)
といった感じで本当にメンバー全員の思想性がめちゃくちゃ高くて、それぞれが抱いているさまざまなチームKがステージ上で渦巻いてる感じ。とにかく全チーム通して見ても一番チームの団結力の高さを感じるし、伝統的にこうなるんだなチームKは。本当にいいものを見たなという気持ち。回遊魚のキャパシティも最終ベルが鳴るも彼女になれますか?も使ってないのにこれだもんなぁ。込山チームKならチームKじゃない楽曲で縛ってもすっかりチームKの公演にしてしまいそう。

f:id:hr3_0n:20191001231148j:image
以上。

AKBINGO!、終わらないで…

多分こういう節目で

記事を投稿するとそれっぽいよねってことで。

昨日、正確には2019年9月25日の放送をもってAKBINGO!がその11年半の歴史に幕を下ろした。AKB48にとっては2019年は本当に節目の年になったというか、悪い意味で、いくつもの積み上げて来た歴史が終止符を打つことになって。AKB48オールナイトニッポン、AKB48SHOW!、そして昨日のAKBINGO!。間違いなくここまでのAKB48のど真ん中にあった冠番組たち。特にAKBINGO!に関しては私がAKB48に大きく踏み込む前から知っていた番組だったので、放送終了の発表から昨日まで、色んなことがあったなぁなんて感傷に浸ったりしていた。どうせだから自分語りをしておくと、記憶の中で一番古いAKBINGO!前田敦子さんが巨大滑り台から粉の中に落ちないように踏ん張ってるシーンなんですが、これが2008年4月7日放送(AKB1じ59ふん時代)らしくて、この時はまだ民間人で、バイトから帰って来てテレビを点けたらたまたまやっていたんだったと思う。アケカスとして自意識を持ち始めたのが2010年後半くらいからなので、それまではやってれば見る、くらいだったのかな。大島優子さんを応援するようになってからは毎週録画して見ていたし、まぁつまらない時は途中で消したりもした。向井地美音さんが出演するようになってからはより欠かさず見るようになったし、この頃になるとTwitterで実況したりするのも毎週火曜日の楽しみだった。働き出してからは寝落ちすることも増えてしまったけど、今思えば勿体なかったなと思うし、もっと1回1回大切に見ておくべきだった。

f:id:hr3_0n:20190926014434j:image

ただこれは間違いなく言えることだけど、AKBINGO!を見て「あー面白かったなー」って思ったことは数えるほどしかなくて。AKB48が国民的人気を獲得する以前においてはいかにも深夜のアイドル番組っぽさがあったし、知名度が低いからこそやれることの幅も広かったからか、印象的な企画も多かった。ただそれ以降、ロケ企画も無くなりスタジオ収録ありきになってからは使い倒された企画と、的外れな新企画を右往左往するような内容ばかりで、正直毎週失笑していたような記憶しかない。メンバーのトークスキルを磨く場はオールナイトニッポンだったと思うし、ドキュメンタリー的な内容やパフォーマンスが見れる番組はAKB48SHOW!だった。AKBINGO!は全部ヤラセ(台本)と聞いているし、まぁスタジオライブは神みたいなところはかなりあったけど。(チャンスの順番のあっちゃんのアンダーを優子がやってたのめちゃくちゃ良かったよね。) だから個人的にAKBINGO!は他の番組に比べて存在意義が希薄だったと感じていて、実際他の番組より先にAKBINGO!が終わっていたらそれはそう…くらいの感情しか抱かなかったかもしれない。

 

肝心の最終回はといえば、これまでの名シーンを見たり、メンバーの思いの丈を述べたり、前しか向かねえを歌ったりで、あっという間に終わってしまって。前しか向かねえを選ぶあたりさすが最後まで滑ってるなって感じで、呆気ない最後だなと思ったんですよね。ただ放送終了直後、こういうツイートが流れてきて、何やらウーマン村本が後語りのようなことをやっているみたいだったので聞いてみた。

これ、是非オタクの皆さんにも時間のある時に聞いて欲しいんですが、昨日はこれを聞いて、本編では泣けなかったのに何故かポロポロ泣いてしまって、とにかくメンバーが真摯にAKBINGO!に取り組んでいたことが伝わってきたのと同時に、ウーマン村本にここまでAKB48AKBINGO!のことを理解してもらっていたとは思わなくてまぁまぁ感動してしまった。オタクはすっかり手のひらを返した。

 

台本ありきで、退屈で、眠くなるような、本当に最後までそんなAKBINGO!だった。ただそれでもメンバーにとっては貴重なバラエティへの挑戦な場であり、テレビで見てきた憧れの舞台であり、先輩から引き継いできた大切な歴史だったかもしれない。メンバーとMCはお互いそういう空気を感じながら、ずっとこの番組を作り上げてきたんだと思った。バッドボーイズの2人の頃だって同じだったはず。なんだAKBINGO!にもちゃんと存在意義あるじゃん、まさかこのラジオを通して気付かされるとは思わなかった。メンバーやスタッフ関係者、色んな人の想いがあったからこそ番組が11年半もの間続いて来られて、そんな当たり前のことにも考え及ばず、毎週つまらないのひと言で切り捨ててきてしまったのは少し申し訳ない気持ちにもなった。や、まぁ本当に毎週つまらなかったんだけど。

 

こうして考えてみるとおんちゃんはAKBINGO!を終わらせてしまったことへの責任をかなり感じていたかもしれない。番組最後のスピーチにしても総監督就任の時くらい泣いてたし。ぴえん。

 

さて、これにて私たちアケカスはついに地上波での冠番組を失い、AKB48のレギュラー番組はニッポン放送毎週日曜0時放送「AKB48の2029ラジオ」とCS放送の二番組だけになった。(ここだけの話、2029ラジオはとても思想と哲学と魂の話に偏った内容になっているから絶対聞いたほうがいいですよ。)

これで地下アイドルと言われてもおかしくない立ち位置になったみたいなところはある。(大袈裟) だってお茶の間からしたらますます得体が知れないグループですよね。秋葉原ドンキホーテ8Fと幕張メッセに引きこもってる感じで。メンバーの親御さんからしたら普通に生活してて娘の活動を見る機会が劇場公演とコンサートしかないのってどうなんだろう。少なくとも以前と比べたら心情的に不安な面も大きくなるよね。色々あったし。こうなったらテレビ東京に「思い出ビル工事中」とかやってもらうしかないかもしれない、NOGIBINGO!的な。語呂もいいと思う。

f:id:hr3_0n:20190926014501j:image

以上。

HKT48研究生「脳内パラダイス」公演

書きたい内容が渋滞してる

のにイップスになってしまって一向に投稿できない。先月末に念願のHKT5期研究生による脳内パラダイス、AKB劇場出張公演を見てきたので感想。

 

脳内パラダイス公演

この演目自体初めて見ることが出来て、やっと一つまた童貞を捨てることになった。劇場公演のセトリを、序盤4曲ユニット5曲後半3曲ラスト1曲の4-5-3-1が定型とした場合、K3rdは3-5-2-1の変則タイプ(サッカーか?) で、アンコールもK2ndのメドレーになっていて、AKB黎明期の青々しい雰囲気を存分に感じられる公演だなという印象。オリジナル以降AKB48では使われず、HKT48の研究生公演として2回目の登場になってるっぽい。

脳内パラダイスが僕の夏が始まる公演のアンコール明けに使われたのが記憶に新しいのと、少し前だといちごちゃんず公演で気になる転校生を披露したのが印象的で、ユニットも「MARIA」「君はペガサス」はコンサートでよく使われるし、キラーユニットの「ほねほねワルツ」、チームKのアンセム草原の奇跡」、「クリスマスがいっぱい」はAKBのクリスマス曲の中でも1位2位を争う名曲だよねって感じ。

AKBでやらない意味が分からないしやって欲しい(わがまま)

 

感想

もちろんこの日のお目当は水上凜巳花さんでありまして、絶対みみみのレスを持って帰るぞくらいの気概でいたんですが、石橋颯さんと上島楓さんがあまりに魅力的で、終始2人に目を奪われつつ、思い出したようにみみみにレス乞食するような形になってしまいました。(そうですか)

恥ずかしながら真ん中にいる子を好きになる癖があるので、石橋颯さんに惹かれるのは必然だったんですけど、いぶいぶは見た目に似合わずすごくシャキシャキ踊ります。ほねほねワルツを踊るいぶいぶを猫可愛がりするのも全然ありなんですけど、「気になる転校生」「シアターパイレーツ」でバキバキに踊るいぶいぶが好きです。あとアンコールで研究生楽曲の「真っ赤なアンブレラ」をやってくれたんですけど、この曲もいぶいぶがセンターで、少しいぶいぶには背伸びな内容かなって感じだけどめちゃくちゃいい表情でパフォーマンスするんですよね待ってそんな表情もできるん?となった(早口)

上島楓さんに関してはもう本当に圧倒的で、さすが指原莉乃さんに褒められるだけはあるし、RESETのアンダーも最速?で任せられるのも納得。みんなが楓ちゃんの話ばっかりしてる意味が分かった、とりあえず早く昇格させてあげた方がいいよね、他の研究生全員を圧倒してるので。いぶいぶとみみみ、あと竹本くるみさんは何とか食らいついてるけど…って感じ。大体「泣きながら微笑んで」はあんなに上手に歌う曲じゃないんだよな。(伝われ)

 

トータルではHKTの研究生って割とのびのび育てられてるのかなって少し思った。研究生らしさがほとんど無いというか、これ一歩間違えたら地下アイドルじゃない?ってくらいみんな個性を持って自由にやってるなって。研究生ってもう少し杓子定規な感じを強制されて、自己紹介も甲高い声で全力でフレーズをやったり、個性が許されるのはMCだけみたいな。悪く言うんじゃないんだけど、出来る子とそうじゃない子の差がすごく大きいような。気のせいかな、上島楓さんがあまりに異常なんだろうな。

 

楽しかったし今度はユニットの担当が違うパターンの時に博多に見に行きたい。最新の公演ではみみみがMARIAをやっているみたいだし、凜巳花…凜巳花…凜巳花…あなたの名を呼ばせてください…になりたい。

 

終わり。

AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜チームA公演感想

だいぶ時間が経ってしまった

けど異臭は異臭ブログに封印しないといつまでも臭い。

表題の件、行きます。

 

改めて感想

岡部チームAは前回のTDC単独コンサートで、「美しき者たち」をテーマとして掲げていた。セトリもそこまで悪くなかったし、実際チーム8メンバーを始めチームAメンバーは可愛い子しかいなくて、や、可愛ければ何でもいいでしょみたいなところはあった。(ない) その時のブログでは色々言ったような気がするけど、大道芸人の余計な演出さえなければそれなりにいいコンサートだったと思う。

で、今回はそういった余計な演出は一切無かったものの、全体的にセトリがいまいちで、チームとしてのまとまりもなんだか物足りないなというのが正直。特に序盤とアンコール明けに関しては頭を抱えた。チームKとチームBの公演も見たけど、本当にこの2チームのコンサートが素晴らしくて、それと比べるとあまりに貧弱な内容だった。

自分の気持ちを確かめるためにちゃんと2回見ました、埼玉と東京。その上での気持ちです。

 

順を追って感想

overtureからの1曲目は「近いのに離れてる」というビートカーニバルのオリジナル楽曲。恋人いない選手権より先に披露された楽曲で、まぁ悪くない曲なんですけど、なんで1曲目に認知度がめちゃくちゃ低い曲を持ってきたのかな。岡部麟さんのやりたいことはすごいよく分かって、イメージとしては目撃者公演のような重厚な幕開けから憧れのポップスターまでの流れを意識しているんだと思った。2曲目が坂道AKBの「国境のない世界」、そこから3曲目「ラベンダーフィールド」へ繋ぐところもなんとなく目撃者公演っぽい。ただ途中でコントを挟んでひと落ちしてから始まる「教えてMommy」、とってつけたように始まる「Only today」と「ずっとずっと」のマスターピース2曲。やりたいことは分かる、尻上がりにここまできて序盤一気に走りきる想定なんだよね。ただ見ている側の感覚としてはイッツァスモールワールド、受け身一方というか、一緒に盛り上がるどころか置いてけぼりになる感覚すらある。普通にラベンダーフィールドで始まるんじゃダメだったん?ついていけない私のせい?

 

序盤が終わると自己紹介を挟みユニットパート、ここはいい曲ばかりでシンプルに良かった。

ごめんね好きになっちゃって

直近の最新アルバム、僕たちはあの日の夜明けを知っているに収録されている曲。オリジナルは当時の48G若手エースの選抜メンバー、今回はチームAの若手エースにより披露された。全国ツアー後半戦でも明らかになったけどチームAの若手筆頭は鈴木くるみさん、このユニットでもセンターを任されている。私は田口愛佳センター論者なので、不満はないけど勿体無いなと思った。まぁでもいい曲だし、リクアワで初披露以来おそらく初めてコンサートで使われたと思うのでいい選曲。

キャンディー

鉄板ユニット曲、今回は小栗有以さんセンターで披露。で、脇に西川怜さん前田彩佳さんを配し盤石の顔面力、恐ろしい、他のユニットにブスしか残らんやんけ。過去何度も擦られてきたユニットではあるけど、史上最も"しあわせになれる呪文"だったように思う、ペロペロキャンディーといえば不二家不二家といえばカントリーマアム、カントリーマアムの妖精はゆいゆい、神。

思い出以上

何でサケカス曲、しかも無理して入れる意味を感じられないというか、代わりの利く曲…。こういう細かい粗さが気になっちゃうのよね(オカマ)後藤萌咲さんを失い1人になってしまった愛しさのアクセルの片翼、下尾みうさんのパフォーマンスは良かった。

キリギリス人

あんまり言うと怒られるし選抜公演の方ではついにおんちゃんも披露したからあれなんですけど、チーム公演で前回もノースリーブスの曲やってますよねみたいになった。唇触れず、キリギリス人、カッコイイ系のノースリーブスが好きなのかな。次はANSWERとかやるんかな。まぁ加藤玲奈さんがいたからそれは良かったよね(適当)

スキャンダラスに行こう

大島優子さんと小嶋陽菜さんの曲、っていうイメージが強過ぎて誰がやってもうん…ってなる。おんちゃん昔チーム4の時に一度披露してて、今回は二度目。ご当地キャラのぬいぐるみ投げ入れてた。革ジャンの衣装のペイントが毎回ちゃんと披露するメンバーのデザインになっててオサレカンパニーに臨時賞与が出るやつ。

 

撮影可能タイムは「君は気まぐれ」と「ロマンティック準備中」の2曲。泣いた、ロマンティック準備中に何の罪があるん?君は気まぐれも普通に披露して欲しかった。撮影可能タイムの使い方は本当にデリケートになって欲しい、唐揚げに勝手にレモン絞るくらい(それは山本彩)大事な問題です。

 

で、ダンスパートからシングルメドレーまでは選抜公演と同じ。賛否両論あったみたいだけど、あくまで全国ツアーの一環という面もあるし、全チームで同じセトリをやってそれぞれのチームの良さを汲み取るみたいなこともできるし、まぁシンプルにこの部分は全国ツアーの魅力の半分くらいを占めているので個人的には嬉しかった。最後、選抜公演の後半戦でサステナブルが入る部分が君のことが好きだからに変更、これもまぁ良かったように思います#好きなんだフル尺の方が100倍良かったけど。

 

最後にアンコール明け、本当にこの投稿文句ばかりになってしまっていつもに増して臭いんだけど、1曲目が「Dreamin' girls」で「チームA推し」「ショーは終わらない」と続きます。常々楽曲には生まれ持った特徴があると思ってて、前回のPARTYが始まるよと全く同じなんですが、これらの曲は1曲目適正を持ってるんですよね。逆に言うと1曲目以外は出来ない、ましてやDreamin' girlsはRUN RUN RUNのイントロだろみたいなところがある。アンコール明けを任せられる曲じゃないんです。居酒屋でお通しをシメに充てられますか?って話(例えが雑) それに尽きる。

 

最後は「君と虹と太陽と」で大団円、リボンの演出ではかなりもたついてしまってはいお疲れ様でしたといった感じ。

 

最後に

結局、いつものコンサートのように大人が考えたセトリならまぁこんなもんだよねで終わるんだけど、どうしても期待が大きくなってしまって、しかも今回は選抜公演の出来が良かったことから更に色々期待してしまって、1人でこんなに不満を募らせてしまった。いつもは意見が一致するオタクさんも言うほど悪くなかったって言ってたし、多分そうなんだと思います。でもチームKとチームBとはチーム力もコンサートの出来も比べられたもんじゃないのは事実で、主力級のチーム8メンバーも抜けてしまって、この先"どうすんだよチームA"(それはチームK)って感じ。小栗有以さんがいてくれることが救いだなと思う。じゃ、もう1回組閣して山内瑞葵さんと久保怜音さん、それから矢作萌夏さんもチームAに来てもらおっか。これくらいすればフラッグシップに相応しくなるでしょ。

 

終わり。

AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜前半戦感想

この夏のAKB48は最高です

広島公演が終了し同時にAKB全国ツアー2019の前半戦が終了しました。出演したメンバーの皆さんは本当にお疲れ様でした。とりあえず内容も好評で一段落かなと思うし、チーム公演もやり切って、また次の福岡公演に備えて欲しい。

先日の後半戦メンバーの発表を持ってこのツアーは正式に前後半と分けて捉えていいんだと思うんだけど、後半戦もまた新たなメンバー構成で今までとは違う雰囲気だったり、セトリも少し変わるんだろうなとか、楽しみなことが尽きません。最高ですね。

個人的にはここまで大阪夜公演を除いた5公演を見てきたんですが、まぁ本当に楽しくて同じものを5回見たとはとても思えないほど毎回新しい発見や、メンバーの成長や、オタクがセトリに順応していく感じとかも味わえて、今までオタクをしていて"全国ツアーに通う"みたいなことをしたことがなかったので、本当にこの1ヶ月楽しい思いをさせて頂いた。

 

全曲感想行きます。

0.overture

毎回開演前にメンバーが1人出てきて、Siriに扮したメンバーとの掛け合いを挟んでovertureになります。ここの掛け合いも場所ごとに内容が考えられていて、大阪では新喜劇のテーマが流れたりしてすごく微笑ましかった。1からツアーを作り上げていこうっていう気持ちを感じられた。

1.真夏の Sounds good ! 

f:id:hr3_0n:20190808204607j:image

1曲目が井上ヨシマサ作曲なのいいよね、AKBの夏といえばあのブラスの音が聞こえて来ないとねみたいなところがある。仙台まではみーおんがセンターだったけど広島では岡田奈々さんがセンターでした。overture前の寸劇役のメンバーがここで会場を煽るまでがセットなのかな。冒頭の衣装も仙台からはフラゲMステ花衣装に変わって、これも最高でしたね。華やかさと夏っぽさでこの衣装の右に出るやつは無いと思う。メンバーが客席近くに来てくれるのも序盤からブチ上がるので良い。

2.Everyday、カチューシャ

立て続けに井上ヨシマサ、夏、振りコピが楽し過ぎて私は大体ここで一度"17人目"になります。(そうなんや) やっぱり2011年っていうのは一つの節目というか、それまでぼんやりとAKBを見ていた私がオタクになる1歩目だったので、この曲を聴くとやっぱりブワッと来る、身体の中から、異臭が。

3.君だけに Chu ! Chu ! Chu ! 

大阪で初めてこの曲のイントロが流れた時マジでデカい声が出た。いやデカい声ってマジで出るんですよね。セトリ予想してた時ユニットでてんとうむchu来そうだなとは思ったけど冒頭3曲目にこれは誰も考えないでしょ。みーおん曰く元気な感じとコールアンドレスポンスで盛り上がれるからいれたらしいけど、結局その目論見通りというか、声出して振りコピしてがめちゃくちゃ楽しい。1階席にはここで全編通して唯一トロッコが出ます。

4.そばかすのキス

そばかすのキス、これもまぁ流れからしたら唐突に出てくるんだけどみーおん曰くいい曲だし、みんなでサビの振りを踊れるから入れたとのこと。まぁ問答無用のmasterpieceなのでイントロから落ちサビ、アウトロまで全部偉い。思想的には私はこの曲を冬曲としえ捉えている話はまた別の機会にしたい。後ろのモニターに映像が映るのもこの曲からだと思う、撮り下ろしのめちゃくちゃ可愛いやつ。この曲が終盤に組み込まれてたら落ちサビでAKB48コールもしくは各々の推しメンの名前をコールするやつでエモくなれたよねみたいなところはある。

5.ただいま 恋愛中

ただいま恋愛中、このツアーで株を上げた曲の1つだと思ってるんだけど、みんなはどう?イントロでみーおんの煽りが入るんだけどそれもまたいいんですよね、こんばんわー星野源でーす!みたいな感じのやつ(伝われ) 公演では1曲目だけど、こういう風に中締め的な使われ方してもすごくハマる、オッオッオッーのところが好き。あなたにイかれてる、分かる。

6.彼女になれますか?

やっぱチームKだなー!って感じで、この曲のアップテンポな曲調が序盤の勢いをさらに加速させるみたいなところがあって、押しも押されもせぬmasterpieceですよね。個人的には2番のお弁当作っていいですか?の振り付けがめちゃくちゃ好き。全ツではワンハーフなので見れないのですが。あとバスケットのインターハイ応援に来てと、の部分のドリブルの振り付けが好き。

7.2人乗りの自転車

イントロで押し寄せる静寂と、会場内に張り詰めるキタキタキタみたいな緊張感が8曲連続披露を飽きさせない、フックになっていてすごく良い。セツナアップテンポといえばみたいなところがあるし、歌詞の中に夏を連想させる言葉は無いけど、なんとなく夏の日の帰り道、夕焼け空の曲なんだろうなと思う。最後拳を振り上げて終わる振りも良いよね。

8.RUN RUN RUN

この曲もイントロでキタキタキタってなる、まぁ大体の曲でなるのですが。秋元康カルタの"せ"はほとんどが"青春が息をする"になっているといっても過言では無い。サビの振りコピが楽しい。ここまでで序盤8曲連続疲労が終わる。どうしてRUN RUN RUNがチーム4曲扱いなん?っていう話はインターネットでガンガン巻き起こって欲しいところ。

9.Choose me ! (西川、小栗、福岡、岩立、込山)

以前ツイートしたアケいい話の曲。思い知ったかAKB48向井地美音についてくれば間違いないぞみたいになる。ユニットは全編通して"若手メンバーをお姉さん達で挟む"形になっていて、この曲のセンターは西川怜さん。小栗有以さんを脇に置く贅沢なメンバー構成ではあるけど、西川怜さんの「誰よりもあなたが好きです」を聞いたら誰もがウゥッとなります。しなやかな長い手足が振り付けにも合っててとても良いです。

10.To go で (久保、岡部、向井地)

大阪ではほとんどの人が聞き馴染みのなかったであろうこの曲、私は大好きでした(そうですか) カフェの店員をお持ち帰りしたいみたいな内容のものとんでもない歌詞だけど、まぁさとちゃんがカフェの店員だったらお持ち帰りもしたくなるよね。岡部麟さんとみーおんで挟むとチームA感がすごいからさとちゃんも将来はチームAでAKBのフラッグシップを担ってほしいみたいなところがある。

11.誰のことを一番 愛してる? (山内、武藤、佐々木、倉野尾、村山)

坂道AKB(笑)となってしまうので基本的にあまり聞かないし好きな曲でもないんだけど、この曲の山内瑞葵さんは間違いなくこのツアーの見どころの一つだと思います。どハマりしててびっくりする、脇を固めるメンバーもパフォーマンスを売りにしてるメンバーなので一体感が凄い。サケカスも納得(知らんけど) 山内瑞葵さんにもいつか人を殺してでも結ばれたい好きな人が出来るんかな、悲しい。

12 Relax! (坂口、柏木、岡田 )

誰のことを…からのRelax!、高低差がすごい。一変して坂口渚沙ちゃんは可愛いンゴねぇとハートフルな気持ちになる。後ろのモニターに映るRelax!のフォントがAKB48のロゴのフォントらしい、ダイヤモンド神が教えてくれた。どこ見てんねん。みーおん曰くここは君しかにするか、Relax!にするかで迷ったらしい。

13.鏡の中のジャンヌ・ダルク(向井地、岡部、込山、岩立、村山)

f:id:hr3_0n:20190808215416j:image

AKB48の歴史の中でも一番カッコいい演出、各チームキャプテンと総監督による迫力のパフォーマンス、この曲だけでチケ代7000円はお釣りが帰ってきますね。AKB、やればできんだよなぁ!全アケカスに見て欲しい、今のAKB48を下支えするこの5人のこの曲を。

14.僕の打ち上げ花火

それでまぁ申し訳程度に浴衣で花火曲です、この曲も何か唐突に組み込まれてるんですけど、まぁいい曲やし浴衣のメンバーが見れるだけありがたいみたいなところはある。

モニターの映像は使い回しです。

15.イビサガール(緑と森の運動公園、夢力)
16.ワロタピーポー(47の素敵な街へ、ペダルと車輪と来た道と)

ここの2曲は撮影可能の練り歩きタイム、糞席に与えられた一発逆転のチャンス。全国ツアー、地方感をどう出してくるのかっていうのを少し注目していたんですが、ここに各地に縁のある曲を組み込んで来たのはすごく良かった。今までは撮影可能タイムにmasterpieceを当て込んでガッカリさせられることも多くて、それを解消したことと、セトリの中に無理に支店曲を入れたりしてAKB48らしさが失われたりせず、かつ全国ツアーっぽさが演出できているので。あとこの次のダンス曲パートへ向けて曲中に衣装替えがあって、曲中に撮影終了のアナウンスがあって、ガチャガチャせずに一連の流れの中で撮影可能パートを消化させているのが本当に偉い。この文化をチーム8から輸入してきて久しいけど、あるべき姿の一つだなと感じてます。(長い)

17.Teacher Teacher

ここからの3曲は私が一押ししたいツアーの見所で、モニターに映し出される映像とメンバー迫真のパフォーマンスは必見です。曲に対する印象すら変えると思います。前半戦の主役だった小栗有以さんセンターのこの曲だけど、去年末の歌番組、レコ大を経て小栗有以さんのオーラと存在感がバッキバキに出てます。まさに美しき者、平伏したい。

18.NO WAY MAN

NO WAY MANも引き続きめちゃくちゃカッコいい、岡田奈々さんセンターです。カッコいい奈々ちゃんはここです。Beginnerよろしく振りの途中で衣装のフード被さるやつがすごい。髪の毛どころか衣装でも踊れるの何。この曲意図して爆音にされてます(多分前後2曲も)、PA分かってるやんとなる。

19.僕たちは戦わない

正直前の2曲まででかなりお腹いっぱいになるし、メンバー見てるといやマジでまだやるん?ってくらい振り絞って来るので、大阪と広島ではどよめきが起こりました。ここで曲中に衣装替えがあって、フロントメンバーが入れ替わります。入れ替わって前に立つメンバーがとても良いです。モニターの映像でテラフォーマーみたいになるのもウケです。

20.言い訳Maybe

ここからシングル曲フル尺パート、およそ20分ぶっ通しです。みーおん曰くここの4曲はストーリーが繋がっているらしく、その歌詞観に思いを馳せると1秒も辛くないらしいです。ちょっと引いた。普段見れない2番の振り付けとかも注目してみると面白いです。

21.希望的リフレイン

希望的リフレイン込山榛香さんセンターなのが良い。シンメは佐々木優佳里さんだったと思う。個人的に希望的リフレインはMV撮影新規なので(そうなんや)、振り入れも完璧なのでこの辺りから"17人目"になってしまう。この曲の2番"瞼を閉じてもその微笑みが離れない"の部分の振り付けがめちゃくちゃ好き。

22.大声ダイヤモンド

AKBの全楽曲の中で一番好きなこの曲、歌い出しをみーおんがやるようになってからますます思い入れが深い。(徹底的に自分語りする人) 2番サビの"絶対に"のところで腕をグッとする振り付けのファン。最後"好きって言葉は最高さ"の部分でみーおんの渾身の煽りが聞けます、みーおんの甲高い声で泣けてくるやつです。

23.#好きなんだ

全国ツアーでこの曲にどハマりしてる。2年前の総選挙の因縁があるのでもしかして今まで心の底からこの曲を楽しめて無かったのかもしれない。Bメロの時の後ろで踊るメンバーの振り付けがめちゃくちゃ楽しいのでみんなでやった方がいいです。2番で村山彩希さんがこれを最高にいい表情でやってます。
~アンコール~

EN1.AKB 参上!

広島公演ではここがサステナブルに変わりました。ここまでの流れを考えればAKB参上の方が間違いなく良いです。みーおん曰くAKB参上やり過ぎてごめんでもやっぱりこの曲でしょ、みたいな感じだった。正直アンコール明けまで喉が残っていないけどメンバーが汗まみれで頑張る姿を見てると頑張れます(一生オタク)

EN2.恋人いない選手権

令和のAKB48に与えられた新たなライブ映え曲です。まぁ公開されたのは平成やけど。ちゃんと練習していかないとコールを入れるタイミングが難しいんですが、広島夜公演ではみーおんが感動して泣きそうになるくらい盛り上がったとのこと。実際めちゃくちゃ盛り上がったと思います。次のアルバムか何かに音源収録してもらえませんかね。

EN3.法定速度と優越感

アンコールまでこの曲を温存するのズルイよねを恋人いない選手権からの法定速度と優越感、最高なんよ。みーおん曰く、頑張ってピョンピョン踊ってるみんなが可愛い、私も可愛い、とのこと。了解。

EN4.君と虹と太陽と

f:id:hr3_0n:20190808224739j:image

終わりよければ全て良しみたいなところがあるけど、全て良し 終わりがなお良しというか、最後の最後にこの曲で終わるのは本当にズルい。2010年からオタクが見続けた夢がようやく2019年に報われたというか、なんでここまで長引いた?って感じだけど、みーおん曰くコンサートの最後の曲といえばこの曲みたいなところがあるしみんなもそう思ってたのが反応で分かった、とのこと。最後にステージにリボンで熨斗を付けるみたいな演出があるんだけど、広島夜公演ではここのグダクダが解消されてて良かった、どこかのタイミングで練習したんじゃないかなと思ってる。

 

ということでおよそ5000字に渡って今回のツアーを振り返りました。誰が読むんですかこれ。向井地美音さん聞こえてますか、今あなたの心に直接呼びかけています、ブログ読んでください私の気持ちです。

 

以上。

 

向井地美音からの回答

AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜初日公演

ついに始まりましたね、夏、全国ツアー。や、本当に半信半疑だったし1つ前のブログ読み返したら糞みたいなことしか言ってなくてウケた。

おんちゃんのオタクを始めてからどれくらい経ったかというと大島優子さん卒業翌日からなのでちょうど5年とちょっとの推し登録なんですが、今まで何を見て感じてオタクをしてきたのかなって考えさせられたというか、小嶋陽菜さんのオタクからAKBになって13位になってソロコンがあって17位になって挫折があって13位になって総監督になって、ちゃんと知って理解して真剣に考えたらこのコンサートが不出来なものになるわけがなくて。途中泣きそうになったけど、それを追い越すようにしてありがとうとかよく頑張ったねみたいな感情が溢れてきて、いつだって態度と行動で頼りないオタクを励ましてくれて頑張らせてくれて、本当はこの日までめちゃくちゃ大変だったと思うのにやっぱり弱音を吐かなくて、それなのにどこか不安だった自分がめちゃくちゃ恥ずかしくなった。

前置きが長いですね、全国ツアー初日大阪公演、大成功だったと思います。僕たちは戦わないあたりで今までで一番かもしれないって思いました、単純に比較は出来ないけど公演中にそう思わせるコンサートは多くありません。ネタバレになるからセトリについて細かく感想を言いたいけど仙台終わりくらいまで我慢します。まぁTwitterでその話ばかりしているので何の意味があるんだって感じなのですが。全員がセンターを務めるっていうことだったみたいだけど、選抜メンバーだけあって誰が前にいてもAKB48だったと思います、特に小栗有以さんを始め久保怜音さん山内瑞葵さん西川怜さんは確実にこのツアーで一つ上のステップに登るだろうなと思います、やっぱりこういう風に有り余る期待とチャンスを与えられてそれに応えられるメンバーはめちゃくちゃ輝くなと思う。本当は矢作萌夏さんもこの場にいたんかな、いて欲しかったけど、まぁ仕方がない。

たった1600人しか入らないホールで東京ドームを埋めたアイドルがツアーをやってる、まぁ大半の人は落ちぶれたって思うんだろうけど正直身の丈にはあってると思うし、あの頃のメンバーが出来なかったことを今やれてるんやし、形を変えながらもちゃんと前に進んでるんじゃないかなって思う。みんながこのツアーに参加する頃には多分分かってもらえると思うんですけど、今までのAKB48が培ってきたまぁ僅かかもしれないけどコンサートやライブでのノウハウがちゃんと活かされてて、随所で「え、これってこんな風に改善できるんや」って思わされた。代わり映えのない影ナレも撮影タイムも余計な楽曲も無駄な演出も、やっと正解が出たって思った。東京ドームでスウィングジャズメドレーをやっていた頃からしたら大違いですよ、これを成長と言わずして何を成長と言うのか、AKB48はあの全盛期の頃よりも成長しているんだよ見てるか高みな。

 

やっぱり最後に少しだけ楽曲について触れたい。触れるな。

 

 

 

 

 

言っていい?

 

 

 

 

 

君と虹と太陽とは神。